私は私物PCを持たず、メーラーなどはザウルスに頼り切りの状況です。
小型軽量でどこへでも持っていけるというのはとても便利なものですし、PDAとしては異例のLinux搭載でミニPCといえるほどの名機です。
ザウルスに満足はしていますがWindowsではないというのは、やはり不便なこともあります。
文字コードが違うために変換が面倒だというのが端的な例ですね。
最近はPCが欲しいというのをよく感じます。
WindowsXPが入ったミニノートというのはあるにはありますが、高い上に需要がないのか、あっという間に廃れてしまいました。今ではオークションか中古で掘り出してこないと手に入りません。
本体サイズを小さく、軽くするために他の全てを犠牲にしていますので、スペックもたかがしれていますし、運用には相当の工夫が必要ですから需要がないのも無理はなし。
私はこの手の物に惹かれてやみませんが、そんな人間はごくごく一部。
現在でもっとも小さい市販PCはCPU1GHz,MEM512MB,HDD30GB,400gで30万弱。
Vaio type U、libretto U100で当時は17万ほど。小さく作るにはコストがかかります。
普通の人は、DELLのB5ノートを10万で買うことでしょう。A4なら7万で買えます。
最近になって、Vaio type Uを低品質低コストにしたようなUMPCという企画も出てきました。
安ければ売れるのかというのはありますが、この手のPCが出てきたこと自体は喜ばしいことです。
数世代後には魅力的になるでしょうが、待っている間に消えてゆくのもまたモバイルの性。