サービス精神

 私どもの商品が並んでいるなどあり得ない某有名デパートから電話がありました。「お客様からのお問い合わせなのですが、そちらに『かぜふくろ』と書かれた商品はありますか?」
 てっきり商標名と思い、それに近い商標のものを販売されているメーカーの名を出しましたが、「いえそちらの電話番号と素麺の箱に漢字で書かれた『かぜふくろ』の文字だけをご記憶なのですが・・」 「風袋(ふうたい)のことでしょうか」 「何のことなのでしょう?」 「内容に木箱などの外装を加えた総重量のことです。」 最近は風袋という表現は使わないのでしょうか。でもやっと話が繋がりました。
 「じゃその風袋と書かれた商品はありますか? おいくらで、代金引換で送っていただけますか?」 「9kgの木箱です。もちろんお送りさせていただきます。代金は税込み○○です。」 「お客様にその旨連絡し再度ご連絡を差し上げます。」
 いやぁ~驚きました。デパートの外商ともなると、自店販売品で無くともお客様の問い合わせとあらばここまでのサービスをするのですね。かなり上得意のお客様かと勘ぐったりもしますが、サービス精神は見習わねばなりません。
 再度の連絡はどうだったか、ちょっと気になりますよね。おかげさまでご注文をいただきました。しかもデパート側はマージンを取らず、お客様へその金額で直送です。この辺も見習わねばなりません。

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ゴルフ

 一時日本のゴルフ場は、景気の停滞とともにプレイ人口が減り、バタバタと倒産が続きました。それらのゴルフ場を外資などが安く購入し、以前のプレイ費よりも安く提供することで、ゴルフ人口も持ち直してきていますが、アメリカのゴルフ事情は、これとはちょっと違うようです。
 ゴルフ人口が減ってきていて危機感を抱いているのは同様なのですが、ゴルフを嫌う最大の要因がプレイ時間と聞きます。たかがゴルフに4時間半も掛けられるか、が心情で更に待ち時間の発生がそれに輪を掛けているとのこと。一日ゆっくり寛ぐことを良しとする日本とは様子が違います。
 前の組が支えての待ち時間は日本でも嫌ですが、それを避けるためGPSを各人に持たせて進行を早める取り組みがなされていると聞きます。更に9ホールだけのハーフプレイも取り入れるとか。
 日本でもこれに追随するゴルフ場が出てくるかどうか分かりませんが、途中で食事時間を設けないスループレイを行うゴルフ場ができても良い気がします。昼のビールを楽しみにゴルフをしている人には向きませんが・・。

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ジェネリック

 今朝は病院へ診察に出かけてきました。血液検査もありましたので、待つこと2時間。比較的早いほうです。診察を受け処方箋をもらって、院外の薬局でその薬を購入します。薬剤師が「ジェネリックが出ていますが、どちらになさいますか」と、私の懐を懸念して親切に声を掛けてくれます。
 今まで薬の請求明細をしげしげと見ることは無かったのですが、今回たまたま目をやるとそこに、「後発医薬品調剤体制加算1」なる今まで知らなかった項目があります。「少しでも安く」と親切心で声を掛けてくれているとばかり思っていましたが、調剤薬局側にも幾ばくかのメリットがあったわけです。
 まあそれも仕方の無いことです。増大する医療費の抑制のための一つの施策なのでしょう。
 「加算1」とくれば「加算2」もあるはず。調べてみると、その薬局で後発医薬品がしめる割合が55%以上であるか、さらに65%以上であるかの違いです。請求明細に「加算2」とあれば、この薬局はよくジェネリック医薬品に力を入れているのだなと分かるというわけです。

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今朝の三輪山

 今年の梅雨はじめじめ感がなく、これから夏本番を迎える感じがしません。私には過ごしやすくて良いのですが、これから夏休みを迎える子供たちには、ぎらぎら太陽が照りつける日本の夏本番を幾度も経験させ、その中での夏の楽しさを体感させてやりたいです。


今朝の三輪山

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プロスポーツマンシップ

 この時期、スポーツのゴールデン期間です。サッカーワールドカップを筆頭に、男女全米オープンゴルフ、そしてウィンブルドンテニスも間もなくです。
 昨日は久しぶりに、ゴルフ中継を優勝が決まる最後までテレビ観戦をしました。日本ツアー選手権です。竹谷佳孝(私は初めて知りました)がメジャー初優勝を果たしたのですが、何とも後味の悪い終わり方です。
 2位に4打差を付けていながらメジャー優勝のプレッシャーでしょうか、終盤李尚熹に並ばれプレーオフ。これはもう少し楽しめると思った矢先、11番ホールでのペナルティの2打罰で、あっさりと優勝が決まりました。後味の悪さはこのペナルティ。リプレイ画面が何度となく流れ、審判団は素人目にも指でグリーンを押さえている様子の画像で本人の了解を促したのですが、本人は「ただ払っただけ」と認めず、審判団判断でペナルティが決定したとの最終アナウンスです。
 ゴルフ中継を見ていると、プレヤーが「ボールが動いたようだ」などと自主申告で審判に判定を問う画面を時々見かけ、「プロゴルファーとはかくも厳格か」と感心するのですが、今回の件はその崇拝を打ち砕きました。本人はそのつもりで無くとも、そう見なされるプレーをした段階で「私にそのつもりは無かったですが、審判の裁定に従います」で決着し、あれほど長々と時間が掛かることは無かったでしょう。メジャー初優勝に水を差す後味の悪さでした。

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中国製

 性善説を信じる日本人の一人として、中国製スマホにスパイウェア(※1)の記事には呆れてしまします。記事中のCEOの言葉からは、「中国では当たり前のことですよ」と受け取れ、特に驚いている様子はありません。
 我が家では家人が、中国製の商品で買って良いものと、絶対に買わないものとを区別していますが、スマホはその筆頭に上がりそうです。
 一方、中国製になんのためらいもない方も沢山おられます。家人の目にはのんきと映りますが、私の目にはたくましく見えます。例えばこのスマホ、分かった上で使っておられるとすれば、価格差のメリットを十分に生かしておられます。十分な技術力や判断力をお持ちなのでしょう。
 そんな力の持ち合わせの無い私は、「安い」「中国製」とくれば、ちょっと立ち止まってみるのが良さそうです。孟子の教えから出ていると聞く性善説が、中国よりも日本で多く信じられているのは、おもしろい実情です。

(※1) http://gigazine.net/news/20140618-star-n9500-peinstall-spyware/

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StereoPict

 私が使っているフリーソフトの紹介です。
 目が悪くなってきていることは以前にも述べました。目に良いというので、PCの壁紙やタブレットのホーム画面には、3D ステレオグラムを使っています。ぼんやりデスクトップを見ていると、立体が現れます。
 作品は多くのサイトで紹介されていますが、やはり自分でオリジナルを作りたいものです。原理や作り方もこちら(※1)などで紹介されていますが、面倒ですからそこはフリーソフト頼みです。
 2・3試した結果、StereoPict(※2)。Windows7でも動作します。サイズや密度、深度が変更でき、画像テクスチャーの代わりに文字が使えるのも良いところです。
 一度壁紙画像を作れば、その後ほとんど使わないソフトですが、パソコンが壊れモニター解像度が変わったことから、久しぶりに使ってみました。気分転換にオリジナルのstereogram、いかがでしょうか。

(※1) http://www2.aimnet.ne.jp/nakahara/3dart/3seisak1.html
(※2) http://www.forest.impress.co.jp/article/2004/09/27/okiniiri.html

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今朝の三輪山

 梅雨の中休みも今日まで。明日はまた雨の予報です。今年は余り蒸さないので過ごしやすい梅雨の始まりです。雨は嫌なものですが、田植えの済んだ田んぼには似合います。


今朝の三輪山

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シニア向け

 痴呆症の予防には、頭を働かせて何かすること、手先を動かすこと、が良いとよく言われます。その意味では、日頃からパソコンを使って調べ物をしたり、書き物をしたりなどは、効果がありそうです。
 まさにそのことにターゲットを絞った、シニア向けのパソコン解説本が売れていると聞きます。小説の爆発的な売れ行きなどと比べると微々たるものですが、この手の技術本としてはヒットだそうです。パソコン世代からちょっとはずれたシニアたちも、パソコンには興味はあるが、通常のハウツー本では、かゆいところに手が届かなかったのでしょう。
 手先を動かすことでは、やはりキーボードです。最近はやりのタブレットよりも従来のパソコンを選んでほしいですね。しかもマウスでは無くできるだけキーボードを使う。このことでキーボード派が増えれば、私の仲間も増えちょっと鼻が高くなります。

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専門雑誌

 昨年末、永らく購入していたパソコン雑誌を止めました。先日その会社から電話です。「永らくお続けいただきましたお客様へ、編集内容ががらりと変わりましたので、再購入のお薦めです。」「今なら実績のあるお客様だけへのいろんな得点があります。」
 この手の雑誌は、専門性を保ちながらも広く読者を集めるため汎用性を持った記事にならざるを得ません。止めた理由は、毎回新商品紹介のところを流し読みする程度で、ほとんどじっくり読む記事がなくなったからです。
 そろそろ時代に合った変革が必要ではないでしょうか。例えば英会話学習のように、毎月定額のマンツーマン方式はいかがでしょう。メールで「○○についてお教えください。」と送ると、蓄積したデータベースから記事を抜粋して、添付ファイルとして返信されてくる。データベースにない新しい要件であれば、調査してデータベースに追加する。質問項目は共通のものが多いでしょうから、現状のデータベースでほとんどがカバーできることでしょう。記者の仕事は、辞書編纂のように時代に合った項目の追加です。
 印刷や配送のコストはなくなりますが、問題は受け答えの人員です。どれくらいの人数が必要なのか分かりませんが、これもシステム作りで解消できるでしょう。無責任な素人考えですが・・・。

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