電波時計

 自宅にはいくつか柱時計がありますが、どれ一つとして同じ時刻を示しておらず、もちろん正確な時刻も示していません。時間を気にするあわただしい朝には、テレビに時刻が表示されますし、昼間は家に居ず、夜はそんなに厳格に時刻を気にしませんので、ついつい狂うがままです。その都度脚立を取り出して時刻あわせをする面倒を嫌うずぼらさがそうさせています。
 不精とはいえ、心のどこかでは気になっていたのでしょう。昨日電気店に出かけた際、つい電波時計を衝動買いしてしまいました。デザインを特に選ばなければ、電波時計もお安くなりました。とりあえず二台交換のつもりです。
 既にお使いの方はご存知でしょうが、針を回して時刻あわせをするボタンがないので奇異な感じですが、電池を入れリセットボタンを押せば後は勝手にあわせてくれるのですから、考えてみればこちらの方がもっとずぼらです。
 一台はすんなり動いたのですが、家の中のほうにつけたもう一台は、動いたもののしばらくして秒針が止まってしまいました。電波が弱いところでの症状とのこと。電波が届いていないことを示す赤ランプではないため、思い出したように電波を拾って秒針が動き出します。
 電波時計は便利なのですが、設置位置に電波が来ているかどうか見た目で分らないのがネックです。もっと簡易的に分る方法はないものでしょうか。秒針が動かなくとも電池で分針は動き、時計としての機能は果たしていますが、一ヵ月後の狂いはどうでしょうか。取り外して電波の届くところへ持ち出し、合わせてはまた取り付けるでは、またまた元の木阿弥です。

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電子書籍

 電子書籍化の大きな流れの中、新たな企画による起業を知りました。i読(※1)です。新たに購入した書籍に付いてくる愛読者カードを送付すると、100円の手数料で電子化されたデータを送ってくれるというサービスです。
 自炊の手間は省けますし、印刷された書物も持ち、出かけるときには携帯端末でも読みたい人には便利なサービスです。
 果たしてこの企画、うまくいくでしょうか。企画者には悪いですが、私はそれほどうまくいくとは思いません。出版社側と契約して手数料を取るのでしょうが、それならば最初から出版社が電子書籍を販売するほうがずっと効率が良いと思います。以前ならばいざ知らず、今は印刷前の資料は既にデジタルでしょうから、電子書籍にするのに新たなコストはほとんど掛からないでしょう。また、印刷書籍と電子書籍の両方を持ちたい読者も極限られると思います。今自炊している人は、所有している本を電子化したいためで、新たに購入する本で電子化されたものがあるならば、そちらのほうを選ばれることでしょう。
 さて、あなたはどう思われますでしょうか? ただ、新たな企画にいろいろけちを付けることは容易い事ですが、新たな企画を立ち上げて起業しようとの意気込みには、頭が下がります。それらの新たな企画に資金援助ができるシステムがもっと整えば、活気がもっと戻るのではと、いつも思います。

(※1) http://bookend.keyring.net/aidoku/

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折り紙による角の三等分

 先日出かけた図書館で、大野栄一著『図形がおもしろくなる』を借りてきました。そこに折り紙で作る分度器の話があり、なるほど90度、45度、60度は簡単に折れるので、15度刻みの分度器は簡単にできます。
 そこで更に、10度や5度刻みはどうかと考えると、どうしても角度の三等分が必要で、折り紙なら角度の三分の一が出せることを思い出し、ネットで見てみるとたくさんの記事がありました。ところがその証明となると、折り紙による角の三等分について(※1)などは、あまりに学術的で分りづらく自分で考えてみたくなり、解けたら解けたで書いてみたくなる私の悪い性分が頭をもたげます。悪いですがお付き合いください。
 

 折りかたは他のサイトが詳しいですが簡単に説明しますと、長方形ABCDで対象となるを角PBC(鋭角でBに頂点)とします。辺BCと平行に適当に等間隔で折り線GgとFfをつけます。Bを持ち上げて線Gg上を移動しながらFが丁度PB上に来る位置で折り目(ab)を入れます。すると∠B’BC(図の▲)は∠PBCの三分の一になります。
 さて証明ですが、GgとBCは平行ですから、∠GB’B=∠B’BC=▲、 B’は線分FBの垂直二等分線上にありますから、△FB’Bは二等辺三角形で、∠FB’G=∠GB’B=▲、
 ところでFとF’、BとB’は線分abに対して線対称ですから、FF’とBB’は平行。かつFB=F’B’ですから、台形FF’B’Bは等脚台形です。したがって△FF’B’≡△FF’B(証明は省略します)で同じ△FF’Hを取り除いた△FHBと△F’HB’も合同です。故に△HB’Bは二等辺三角形であり、∠HB’B=∠HBB’=2▲。よって▲は与えられた角の三分の一になります。(∠は文字化けしているかもしれませんが、角の数学記号としてお読みください。)

(※1) http://www.jssac.org/Editor/Suushiki/V11/No3/V11N3,4_112.pdf

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今朝の三輪山

 一時期の急激な温度変化で今年の紅葉は見事だと、八甲田や日光など、テレビでその様子が紹介される季節になりました。逆にこのところは暖かで、少し動けば汗ばむほど。一転今日は北からの寒気が入り込む予想です。葉っぱのほうも、色づき時期を困惑模様です。


今朝の三輪山

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pandora

 NHKも本格的にインターネットでのラジオ放送に乗り出すようですし、全てのことがネットで済ませられる時代になりつつあります。音楽配信は既にその領域です。
 私の場合、皆さんのようにネットで曲を購入することはありませんが、ネットでの音楽配信はよく利用しています。いろいろ試しましたが、結局のところ以前にも紹介(※1)のpandoraに落ち着いています。Huluがかつてそうであったようにusaのサーバーからでないとアクセスできないのがネックですが、選曲の良さが魅力です。
 そのpandora、無料での利用制約月40時間がこのほど撤廃されました。聴き放題です。時々入る短いコマーシャルも、英語ですから何を言ってるか分らず、逆に曲間のアクセントに感じるくらいです。
 まだお聞きになっておられないなら、以前のブログを参考にぜひお試しください。

(※1) http://miwaokina.blog26.fc2.com/blog-entry-1976.html

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雨が降らなければ

 運動不足を少しでも解消のため、距離が短いのであまり効果はないのかもしれませんが、なるべく自宅と工場の間を歩くようにしています。ただそれには障害があります。持病による脚の痛みがあるときはダメ、それともう一つが雨です。
 今日は天気が怪しいなという時の判断の頼りは、朝のテレビの天気予報。それとネット上の予報サイトです。テレビでは予報範囲が広いですが、ネットでは「奈良県桜井市」といったスポットでの予報を見ることができます。
 よく利用しているサイトはWeatherSpark(※1)(リンクは桜井市の指定です)。グラフ右上の▼をクリックすると、同じサイトで情報元をいくつか切り替えて見ることができ、気圧や風向きなど項目も多彩です。もう一つ合わせて利用しているのが、tenki.jp(※2)で、過去2時間の雨雲の動き、今後6時間の雨雲の動き予想を見ることができ、二つあわせると、雨の降り出しの予想確度がグンとあがります。
 さて今日の予報は、晴れのち雨。ただ雨の降り出しは午後7時以降のようですので、今朝も歩いて来ました。さてこの判断、吉と出るでしょうか凶と出るでしょうか。

(※1) http://weatherspark.com/#!dashboard;a=Japan/Sakurai-shi
(※2) http://tenki.jp/rader/

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図書館

 先日の休日、ほんとうに久しぶりに市の図書館に行ってきました。前回訪れたときには、新書や雑誌類が減り市の財政難を感じましたが、今回また「運営管理を民間に委託する」との連絡が掲示板にあり、図書カード(図書を借りるときに市民である証明に使われています)の切り替えを呼びかけていました。
 組長という立場に立たれると、皆さん自分の代で何かを残したいという思いが強いようです。それはその市や町にとって良いことなのですが、建設にかかわる予算は計上できても、その後の運営に掛かる予算まで配慮されているかというと大いに疑問です。前にも書きましたが、古墳周りの整備事業、完成当初は綺麗でこれならば観光事業にも良さそうだったなのですが、今は草ぼうぼう。むしろ逆効果の印象です。
 ところで図書館ですが、今の電子書籍化をみて将来はこんなかな、と想像してみました。
 大きさは今の三分の一以下、内部に書籍はなくモニターが何台も並んでいます。閲覧するときは検索で希望の書籍をサーバーから呼び出します。借りたい本があれば、図書カードとして与えられた専用のリーダーにダウンロードしてもらいます。
 建築予算や運営費も相当削減できると思うのですが、はたしてこんな風に変わっていくのでしょうか?

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今朝の三輪山

 ほとんどの田んぼで稲刈りが済みました。コンバインで裁断された稲わらの独特のにおいが周囲から漂っていましたが、今はその香りも薄れました。


今朝の三輪山

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測定器の検定

 朝のテレビ、「kgの基準が見直されるかも知れない」とのニュース。フランスで厳重に保管をされているkg原器ですが、以前の清掃でわずかに重量が減ったのでは?と思われることもあり、今後のことも考えて基準を見直そうとの会議が開かれるそうです。
 重量計にかかわらずあらゆる計器は、はたしてそれが正しい値を示しているかどうかを判定する基準があり、しかも定期的にその計器に狂いがないかの検定が必要で、つい最近当店の秤類も検定を受けました。今回の原発事故を契機に、よく出回った放射線量測定器もその例外ではありません。
 以前勤めていた会社は、これら放射線関連の測定器を製造していますので、今も親交のある方に、「測定器、売れて売れて製造が追いつかないのではないですか?」と訊ねてみたところ、「社の方針で、ソフト面でのメンテナンスが行き届かない一般の方には販売しないんです」との意外な答えでした。テレビではよく測定器を持って放射線量を測っておられる姿が放映されますが、どの程度正確な値かどうか、大いに疑問だとの感想です。
 安くもない測定器を買って自ら測定しようとするのは、それだけ大きな不安を与えているということです。公的機関への歯がゆさもあるでしょう。その人たちの努力を無にしないためにも、公的にそうした測定器を無料で検定する場所を設けていただければと思うのですがいかがでしょう。

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Vim 挑戦中

 エディターのVimへの挑戦が、あきらめずにまだ続いています。まずは使うことだと、このブログも直接WEBサイトで書くのではなく、原稿をあえてVimで書き、コピペをしています。モード移動が必要ですので、今までの慣れたエディターに比べ、時間の掛かること掛かること。
 WEBサイトには数多くの先駆者の解説や覚書の掲載があり、プラグインも多く紹介されています。最初はそれを読み漁っていましたが、今になって思えばそれは遠回りのようです。理解されていてその人なりの要点が書かれていますから、こちらにあれどあちらになしが多く、初心者の私には頭の中で繋ぐのが大変で、全体像が見えてきません。プラグインも、ある程度分ってからの話です。
 幸い私がダウンロードしたのはvim UTF-8日本語版(※1)ですので、日本語のヘルプファイルが備わっていて、まず全体像を掴むには近道です。私の頭では一度で入りきらず、二度三度と読み返しています。
 これからVimを始めようという方には、まずはヘルプファイルを一通り読まれることをお奨めします。

(※1) http://sites.google.com/site/fudist/Home/vim-nihongo-ban

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