縁結び 赤糸の小道

 苧環(おだまき)伝説は各地にあるようですが、ここ桜井市に伝わる伝説(注)に由来して、先週の土曜日に「縁結び 赤糸の小道」と題した催しが行われました。
 桜井市長が伝説の美青年に扮し、姫に付けられたとも知らず、赤い糸を垂らしながらお山へと戻ります。姫が一般カップルの参加者を引き連れてその糸をたどり、箸墓古墳、苧環塚、建勲神社、富士・厳島神社、神御前神社、狭井川、狭井神社、市杵島姫神社、大美和の杜、久延彦神社、若宮社、と約4kmをめぐり歩いて、最後は大神神社・夫婦岩でカップルまたはご夫婦の縁を再確認していただく粋な催しです。
 初めての取り組みで事務方の広報が足らなかったのか、一般参加者が目標数をはるかに下回ったのは残念ですが、抽選でもらえる豪華(?)賞品は全員にもれなく当たって、参加者は大満足だったことでしょう。次回にはぜひあなたもご参加ください。
(注)古事記に綴られた伝説です。
活玉依姫という美しい姫の元に毎夜通う美青年がいました。青年は名も告げず、朝になると帰ってしまいます。姫の懐妊を知った両親は、青年の素性を知ろうと、青年に麻糸の束の端を縫い付けるよう姫に進言します。翌朝目を覚ますと麻糸は赤土に赤く染まり鍵穴を通して続いています。姫はその赤糸を三輪山までたどり、青年が大物主であったことを知ります。

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