教育

 田原総一朗氏、私の好きな評論家ではありませんが、「一つの正解を求める教育」を変えるべきだ(※1)には私も大いに賛成です。
 正解やそれを導く手法を覚えるのではなく、考える力、意見を述べる力を養うのが教育の根幹だと思います。文中の例にあるマイケル・サンデル教授の授業内容放送に見入ってしまうのも、私がそのような授業を受けてこなかった性だとも思います。
 ディベート教育を受けていない私は、言葉で人を説得するのがいたって不得手です。論理的な内容ではなく、言葉数や話し手の立場で支配されてしまうのでは話になりません。
 正解で無ければ、同じ問題を何度も何度も繰り返す教育手法も好きではありません。以前どこかの国の( )X( )=24 問題が紹介されていましたが、答えが幾通りもあるのが世の常でしょう。
 試験では差をつけるためか、難しい問題に偏る傾向にありますが、平易な問題で他にない手法で解いた人に多く点を付けるのも有りではないでしょうか。
 教育に携わる人達はどういう思いなのでしょうか。評論家にあれこれ言われる前に、声を発していただきたいです。

(※1) http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20131016/369305/

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今朝の三輪山

 台風一過、空気が入れ替わり急に寒くなりました。
 畦道を歩いてくると、昨日稲刈りが済んだのでしょう。稲藁の香りが漂っています。畳を新しくした時のような香りです。


今朝の三輪山

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エッグドロップ甲子園

 エッグドロップ甲子園(※1)をご存知でしょうか。私は昨日のニュースサイトで初めて知りました。
 当日与えられる紙を使い、許可された道具で一辺60cmの立方体に収まる大きさのプロテクターを作り、10mの高さから落下させても中に入れた生卵を割れないようにする競技です。教科書からは学び得ない生きた学習と言えます。
 この手のものとしては、ロボットコンテストがよくテレビで取り上げられますが、それに比べると費用も殆どかからず手近で、今まで知らなかったくらい世に広がっていないのが不思議です。
 たとえ割れたとしても食品ですから粗末にせず、最初に卵をビニール袋に封入するのも良いですし、成功したチームの得点に、参加チームの推薦投票が加点されるのも良いと思います。許可される道具の中にインターネットで情報を得る端末が入っているのも今風です。
 目標落下点への近さ、材料の軽さ、落下の速さが加点対象ですので、落下傘方式よりも緩衝材方式に分がありそうですが、あなたならどんなアイデアで臨まれるでしょうか。 EDKルールブックPDFタイプ(※2)に昨年の優勝作品が載っていますが、これを上回るには相当のアイデアが要りそうです。製作時間制限もありますので、アイデアばかりに苦慮していてもだめですよ。
 高校生対象の甲子園でなくとも、落下高さを低くするなどして小・中学生にも広まればいいですね。

(※1) http://monodzukurikidsfund.org/eggdropkoshien/
(※2) http://monodzukurikidsfund.org/?wpdmact=process&did=NS5ob3RsaW5r

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リバース・エンジニアリング

 プログラムやスクリプトのコードの一部を変更し、結果がどう変わるかをみてコードそのものを勉強する手法を、「リバース・エンジニアリング」と言うそうですね。言葉そのものは知りませんでしたが、私などはコードが書けませんので、普段からやっている手法です。
 例えば昨日のFirefoxにvimperatorを入れて、そのpluginに_libly.js(※1)を置き、.vimperatorrcにjagua’s blog(※2)のコードを追加する際、Instapaper関連の15~72行目のみを転記し、複数アカウント分として17、24~70行をアカウント分挿入、起動キーのiaは別々のキーに、[‘instapaper’]はinstapaper1~nとかに名称変更をしておきます。
 「リバース・エンジニアリング」と言うとなにか仰々しいですが、ほとんど普段の生活や人生設計そのものでやっていることじゃないでしょうか。成功した人の足跡をたどり、その一部を自分なりに変えてみる。コードならばすぐに結果が出ますが、人生ではすぐに結果が出ないところが大きな違いですが・・・・。

(※1) https://github.com/vimpr/vimperator-plugins/blob/master/_libly.js
(※2) http://jagua.hatenablog.jp/entry/2013/06/02/025906

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Instapaper

 WEBページを後で読みたいとき、あなたはPocket(※1)派でしょうか、それともInstapaper(※2)派でしょうか。私は複数のアカウントを持ちたいため後者です。
 新しくなったInstapaperではフォルダー分けができるようですが、記憶させるときにフォルダー分けができればもっと便利で、以前はFirefoxにアドオンのVimperatorを入れ、そのプラグインにinstapaper.jsを導入(※3)してそれを行なっていましたが、Firefox 20 以降はこれが機能しなくなりました。ところが新なアイデアをすぐに出していただけるのがネットの良い所で、jagua’s blog(※4)が私の要求にドンピシャです。
 これでまた最新のFirefoxで、複数アカウントのInstapaperへ分類分けしてWEBページを記憶させることができるようになりました。
 Instapaperは何も捨てメアドを取らずとも、メールアドレス登録時その形態をなしていれば仮装であってもアカウントは取れます。ただパスワードを忘れると通知を受けることはできませんので、その点注意が必要です。

(※1) http://getpocket.com/
(※2) http://www.instapaper.com/
(※3) http://kadoppe.com/archives/2011/12/vimperator-instapaper-js.html
(※4) http://jagua.hatenablog.jp/entry/2013/06/02/025906

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今朝の三輪山

 7:3の割合で稲刈りが済んでいます。残った3割の田んぼは未だ黄金色です。ただ所々に台風の爪痕が残り、稲が倒れたままです。
 最近は担い手不足でJAに委ねられている田んぼが多いですが、残っている田んぼもJAの順番待ちでしょうか、それとも時期待ちなのでしょうか。またまた台風が近づいていますので、タイミングが難しそうです。


今朝の三輪山

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3Dプリンター

 まだ実物を見たこともなければ、もちろん使ったこともない私ですが、3Dプリンターは早10万円を切る商品も現れ、個人でも買える段階になってきました。元となる3Dのデータ作りにはちょっと知識が要りそうですが、写真を何枚か撮れば知識がなくともできるようになるのもすぐそこでしょう。
 サイズの大きい物や、細かい作りはまだ個人では難しいようで、かつての自炊代行のように顧客の要望に合わせ造形物を作る業者も現れました。最近のニュースでは、 客のフィギュア売る(※1)スーパーが出てきたとのこと。その場でお客さんの全身写真を撮り、1週間後にその人のフィギュアができ上がる有料サービスです。
 フィギュアといえば漫画のキャラクターなど、若い人やマニヤに大うけで、大阪日本橋の電器街もそれらのフィギュア店が電気店を駆逐しています。
 3Dプリンターがあれば、これらのフィギュアの模造はいとも簡単に行えそうです。著作権問題が必ずや起こってくることでしょう。著作権を持つ造形物を扱う事業者がどんな対策を考えているのか、法整備をどう考えているのか、3Dプリンターが身近になってくる中でちょっと気がかりな点です。

(※1) http://mainichi.jp/select/news/20131019k0000e030197000c.html

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健康に気をつけていますか

 皆さん何かしら健康には気をつけておられることでしょう。私も朝食に野菜ジュースは定番です。ところが野菜ジュースはむしろ健康に悪い・・・?!(※1)を読んで愕然です。
 ビタミンCは後から添加されたものが多いとか、中には水道水基準値の10倍もの硝酸態窒素の残留が検出された物があるとか。野菜ジュースにかぎらずその他いろいろな食品の危険要素が述べられています。
 知らないことは怖いことです。私は喉が弱く、ヨード入のうがい薬を多用していた時期がありましたが、ヨードが前立腺に悪いと知り、その後は水でのうがいや朝飲む紅茶でのうがいに変えました。今流行のグルコサミンも試しましたが、どうもあわなくて2週間で止めてしまいました。
 先の記事は、危険を促すため大部分がそうであるような誇張要素も感じられますが、知るのと知らないのとは大違いです。知った上で便利になった食品を利用することが大切と言えます。
 でもいろんな面で便利になったとはいえ、こと健康に関しては、昔のように自然に育てたものを自然から得られた調味料で調理し食すことに勝るものはなさそうです。

(※1) http://diamond.jp/articles/-/42392

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