PowerShell を学びます

 Windows に標準で備わっているコマンドプロンプトはお使いでしょうか? プログラムには素人の私も、コマンド数も多くないことで bat ファイルにして、メールを受信検出した際に返信のため複数のプログラムを起動したり、無線lanのON/OFF、フォルダー内の古いファイルの削除などに利用しています。
 ですが、Windows7 から Windows10 へと移り変わるにつれ、機能アップの PowerShell に移ってきています。遅ればせながら私も学ぶ気になって来ています。私の最初のステップは、コマンドプロンプトがそうであったように、ファイラーでカーソルのあるディレクトリで右クリックで現れるコンテキストメニューで「PowerShellをここで開く」こと。
 ネットで調べ、こちらのサイト(※1)がドンピシャです。PowerShell そのものでレジストリを書き替えるのも「学んでいる」気になります。
 ただこの過程で以前のコマンドプロンプトも捨てがたく、「コマンドプロンプトをここで開く」も同時に付け加えたくなります。サイトの記事にはそれも記載されていますが、そのままではどちらか一方になってしまいます。どちらもレジストリに入れるには、
 Path “Registry::HKEY_CLASSES_ROOT\$_\shell” -Name runas\command -Force
のキーNameの 片方の「runas」を別名に変更します。
 なるべくキーボードで操作する私は、コンテキストメニューにもショートカットキーを付けるべく、
  $menu = ‘PowerShellウィンドウをここで開く(管理者)’
のメニュー記載文字(’ ’の中)の最後尾に「(&S)」を付け加えます(「S」は好みで決めるショートカットキー)。

 昨日はこのあたりまで、次はコマンド(PowerShellではコマンドレットと呼ぶようですが)を学んでいくとしましょう。ただ、やりたいことが現れ、そのための実践で学ぶのが手っ取り早いことでしょう。

(※1) http://interprism.hatenablog.com/entry/win10-context-menu-cmd-with-admin-auth

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キーボード

 キーボードの選択に、皆さんはキー間隔、ストローク量やキータッチなどを気になさいますが、私の場合デスクトップ用のusb接続のキーボードでは、そこそこの価格帯の物ということ以外頓着しません。ただ気にいらないのはキー配列です。
 右手と左手のホームポジションには程々の間隔が欲しいのですが、TとY、GとH、BとNは隣り合わせで間隔がありません。エルゴノミックキーボードを選べば良いのでしょうが、高すぎます。Ctrl、AltやWinは両側にあるのに、Enterキーはなぜ右側だけなのでしょう。エディターにvimを使い始めると、CtrlとEscは多用するのですが、端っこ過ぎて私の短い指では届きません。
 等々の不満から私のキーボードは、原型から離れ配置換えです。使うソフトは ChgKey(※1)です。古いソフトですがWindows10でも動きます。
 Y行、H行、N行をそれぞれ右に2キーずらし間隔を空け、右端の溢れたキーをその間隔へと移動します。CapslockはCtrlへ、元々のCtrlはTabへ、元々のTabはEnterへ、そしてカタカナひらがなも使いませんのでEscへと変更です。もう元の状態を留めていません。
 ですが使い慣れてくるともう元には戻せません。欠点は他の人のPCを使うときキーの打ち間違いをすることで、利点は他の人が私のデスクトップを触りたがらないことです。
 ソフトでちゃんと元にも戻せますので、興味本位ででもあなたもあなた好みにちょっと試して見ませんか。ただレジストリを直接書き換えるソフトですのでやり過ぎると戻すのに困りますから、事前にレジストリを開いてレジストリの現状をエクスポートしバックアップを取っておいてください。

(※1) https://freesoft-100.com/review/change-key.php

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キー操作でWi-FiのON/OFF

 あなたのPCではWi-Fiのon/offを頻繁に行うことはまず無いでしょうが、以前にも書きましたが、私の場合は使用しているソフトがらみで頻繁にその操作が必要です。その度にマウスを使って切り替えるのは面倒です。そこでおなじみAutoHotKey(※1) の出番です。
 Wi-Fi on/off の情報はこちらのサイト(※2)からいただきました。エディターに

@echo off
netsh wlan connect name=”SSID” (※SSID名はあなたの機器に合わせてください)
exit
と記入し、lanon.bat で保存。もう一つ

@echo off
netsh wlan disconnect
exit
を lanoff.bat で保存します。名前はどちらもお好みで自由です。そして操作キーは私の場合 F9 と F10 の二度押しで、AutoHotKey には

$F9::
if(A_PriorHotkey == A_ThisHotkey and A_TimeSincePriorHotkey < 600){
Run,C:\Windows\lanon.bat
}
else{
Send, {F9}
}
return

$F10::
if(A_PriorHotkey == A_ThisHotkey and A_TimeSincePriorHotkey < 600){
Run,C:\Windows\lanoff.bat
}
else{
Send, {F10}
}
return

と記しています。
 これでも一々切り替えるのは面倒と言えば面倒ですが、その度にマウスに手を移すよりはましでしょう。ここで一つ注意ですが、解説記事にもあるように、SSID 名が解れば(無線LANのアイコンにマウスカーソルを乗せれば表示されます) cmd.exe を右クリックして管理者権限で記事の内容を実行すれば、パスワードまでさらされてしまいますので、ご近所さんがやってきて「ちょっとパソコン使わせて」なんて時には、要注意です。

(※1) https://qiita.com/chr/items/47f50e36703d3bb20371
(※2) https://qiita.com/mindwood/items/22e0895473578c4e0c7e

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名前を指定して実行

 デスクトップのWindowsを操作していて、ショートカット Win + r で現れる「名前を指定して実行」はよくお使いでしょうか。私は regedit、cmd、msconfig などをよく使っています。
 よくお使いの方もそうでない方も、こちらのチートシート(※1)を見ていろいろ試して見てください。その便利さに気付かされると共に、こんな機能もあったのかと、認識を新たになさることでしょう。例えば osk や snippingtool はご存じでしたでしょうか?

(※1) https://www.makeuseof.com/tag/windows-run-commands-cheat-sheet/

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思わぬ原因

 今日は朝からトラブルです。ネット回線に繋がりません。伝票処理などはネット回線に繋がっていませんので支障は無いのですが、メールの受信ができないので仕事になりません。
 無線ルーターは1ヶ月前に交換しましたのでまず問題はないだろうと、耐用年数をはるかに過ぎているモデムを疑います。なんと物持ちの良い私共では、今もADSL回線でそのモデムです。説明書も無くどうしようも無いので、サービスカウンターが開く時刻を待ちます。
 電話の相手は、「もうしばらくそのままお待ちいただくか、後ほどお掛け直しください。」を繰り返します。待つことしばし、やっと繋がりました。
 状況を説明し、質問にライトの点灯や点滅状況を答えます。こちらは犯人をモデムと決め打ちですが、モデムの状況はむこうで解るようで、どうもそうでもなさそうです。「有線のLANでPCに繫いでみてください」の指示ですが、便利になったのかどうなのか今のノートパソコンにLAN端子はありません。
 「では、モデムとルーター間のLANケーブルを交換してみてください。」 モデムに元々付属していた短いケーブルに交換してみます。なんと一瞬で繋がりました。原因がケーブルだなんて頭の隅にも思い浮かびませんでした。
 遂に光回線に替えないといけないかと覚悟してサービスに電話をしましたが、皆が光回線に替える中、逆にADSLは速度も上がり快適ですので、ADSLが存続終了するまで続けさせていただけそうです。

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Win+l

 今朝は珍しく時間に追われているので、誰もがご存じのWindowsショートカットでお茶を濁させていただきます。Win+l(「Windows」キーと「l」キーの同時押し)です。システムがロックされログイン画面に表示が切り替わります。Windows PCでずっと受け継がれてるショートカットです。
 仕事中席を離れる場合、モニター画面をそのままにしているとトラブルの元になる場合、誰かが近づいてきて見られるとまずい場合など、瞬時に切り替わり、再度ログインをするとロック前の画面に戻るので、一々シャットダウンをするよりはるかに便利です。
 ただもしあなたがこのショートカットを多用されているならば、「何かこの人やましいことをしてるんじゃない」と疑われていないことを祈ります。

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コマンドプロンプトを使いましょう

 コマンドプロンプトはお使いでしょうか。Windowsに標準で備わっていて、これを使わない手はありません。どんなことができるかは、解説サイトが沢山ありますので、とっかかるのも簡単。まだお使いで無いならばきっと新たな発見があります。
 フォルダー内で更新や新規ファイルだけの抽出やMozjpegを使った画像の圧縮など、私には今や無くてはならない機能になっています。
 コマンドプロンプトの起動についてもこちら(※1)など多くの解説サイトがあり、立ち上げもいたって簡単です。でもフォルダーへの移動が必要なく、開きたいディレクトリの右クリックでのコンテキストメニューに「コマンドプロンプトを開く」があれば便利ですので、私はレジストリに以下を追加しています。
 HKEY_CLASSES_ROOT/Directry/shell に新規キーを追加、
 名前は cmd、 値に コマンドプロンプトで開く(&V)、
 更にそこに新規キーを追加、
 command の値に、cmd.exe /s /k pushed “%v”

これでコマンドプロンプトを開きたいディレクトリで右クリック、コンテキストメニューが開くので、vキーを押せばそのディレクトリでコマンドプロンプトが立ち上がります。
 レジストリをいじるときには、「障害が出る恐れがあるので自己責任で」との注意書きが欠かせませんが、余程のメイン箇所でも無い限り起こらないようで、私にはその経験がありません。が念のため、Windowキーとrとの同時押し、 regedit でレジストリエディターを起動した後、ファイル/エクスポート で事前バックアップを取っておかれると安心です。

(※1) https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1806/14/news017.html

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その他の検索エンジン

 ブラウザには chrome を使っていますが、久しぶりに検索エンジンを見直しました。検索エンジンと言っても Google や Bing などの既定の検索エンジンでは無く、自分で設定する「その他の検索エンジン」です。
 このままでも動くのですが、ssl化が進んでいますので http を https に変更します。最近のサイトは php で組まれているものが増えてきて、そのサイトではこの機能は使えません。例えば郵便番号検索で日本郵便を使っていましたが動かず、マピオンに変更です。
 話が前後しましたが、この検索機能はお使いでしょうか? firefoxなど他のブラウザでも同様の機能があるはずですが、chromeでは「設定」の「検索エンジン」項目で「検索エンジンの管理」をクリック、「その他の検索エンジン」「追加」でよく使う検索サイトを登録します。
 例えば先ほどの郵便番号検索では私の例で、検索エンジン:郵便番号←→住所、キーワード:zip、URL:https://www.mapion.co.jp/s/q=%s/t=zip で保存します。
 使用するときは、Ctrlキーとtキーの同時押しで新しいタブを開き、url欄にカーソルがありますのでそのまま zip 半角スペース 検索文字(例えば「奈良県桜井市芝」) Enter です。
 他のサイトのurlの例を挙げると、
 英語ー日本語 https://eow.alc.co.jp/%s/UTF-8/?ref=sa
 Youtube    https://www.youtube.com/results?search_query=%s&aq=0
 地図      https://www.google.co.jp/maps/place/%s/
 Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%88%A5:%E6%A4%9C%E7%B4%A2?search=%s
など。
 あなたも調べるのによく使うサイトがあることでしょう。「その他の検索エンジン」に保存しておくと便利です。url はそのサイトで何か検索してみて表示される url のなかの検索した文字列を %s に書き換えます。

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サポート切れへのサポート

 とっくの昔(2014年4月)にサポートが終了した WindowsXP を使い続けている人は、どのくらいいるのでしょうか。実は私もその一人で、個人用のXPは今も使い続けています。
 サポート切れですから当然バージョンアップはありませんし、修正プログラムも提供されません。ソフトも対応しなくなります。ところがMicrosoftは時々XPへも修正プログラムを出しています。今回も三度目の修正(※1)を出しました。重大な脆弱性が発見された為でしょう。
 脆弱性といってもそのPCだけで収まるなら問題はないのでしょう(サポートしていないのですから)が、そこを経路として他のPCへ広がる恐れがあるからでしょう。
 修正を出すもう一つの理由は、今もXPが相当数稼働している為でしょう。でもどうやってXPの稼働数を調べているのでしょう。これまた私の推測ですが、世界中のサーバーへの調査ではないでしょうか。サーバーにアクセスするとどのOSからのアクセスかが分かりますので、それで数を出しているのではないでしょうか。
 今回は推察ばかりでモヤモヤします。「サポート切れへのサポート」がそのモヤモヤの原因です。

(※1) https://www.catalog.update.microsoft.com/Search.aspx?q=KB4500331

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専用ソフトマシーン

 お母様方、昨日の母の日に先駆け、「プレゼント、何がいい」とお子さんから問いかけられたでしょうか。もし私が尋ねられたら、今欲しい物があります。OS が Windows7 の中古ノートパソコンです。
 「来年1月にサポートが切れるのに、何でまた Windows7 ?」ときっと疑問に思われることでしょう。実は専用ソフトマシーンとして残したいのです。
 Photoshop、Illustrator、InDesign など adobe のソフトを使っているのですが、いずれもバージョンは CS6。残念ながら windows10 ではサポートされていません。動くことは動くのですが、操作項目の表示が小さすぎて使いづらくてしようがありません。最新の CC にすれば良いのでしょうが、仕事上必須でもなければ毎月安くはない使用料を払ってまでの贅沢はできません。バージョンアップすれば機能向上は見込めますが、私の使用範囲では CS6 の機能で十分すぎるのです。
 今ソフト業界は、今までの買い取りから月/年の利用契約に替わってきています。更新開発された新しい機能をすぐに使えるのは良いのですが、生涯使用コストを考えると余程の利用価値がないと素人には手が出せません。私の場合やがては代替のフリーソフトに移行していきそうです。今のうちに GIMP や Inkscape に慣れておいた方が良いかも知れません。

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