隠し撮り

 1週間前の Gigazine の記事(※1)が、今も頭の隅にひっかかかっています。
 オーストラリアで、スマートフォンを触っている運転手を検知する最新のAIカメラが道路に設置してあったそうですが、何事にも反対意見は出るもので、交通サービスを提供する組織の広報部門の方が、カメラの設置が公にされていなかったことに非難をされているそうです。
 確かにプライバシーの侵害になり得ます。隣にうら若き女性が座っていて、写真が離婚訴訟の証拠に使われるやも知れません。他人に知られたくない状況もあるでしょう。でもスマホを操作しながらの運転の危険性に比べ、非難の方が先行するのでしょうか。逆に「この地域には監視カメラがついています」と知らせ、危険性が減るのでしょうか。
 交通サービス広報ならばむしろ、「ドライバーが手に持っているものを検知するカメラとその車のナンバープレートを撮影するカメラが開発され、道路に設置されています」と広く知らせ、運転中のスマホ操作を無くすように仕向けるべきでしょう。
 公にされていない取り締まりをどうしても非難したいのならば、日本に来て、事故が起こりそうも無い道路に40km制限をつけてのねずみ取りや、見えずらい時刻限定の右折禁止標識で、入れ食いの違反切符を切るこの地に来られてみては如何でしょう。

(※1) https://gigazine.net/news/20190924-technology-catch-drivers-on-phones/

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気が重い

 2014年に消費税が8%に引き上げられた際起こった駆け込み需要は、今回の値上げでは鳴りを潜めていると聞きます。我が家はその傾向に逆らっているのでしょうか。駆け込み買い物真っ最中です。
 家人は行き慣れた電気量販店の閉店セールで、「最後の一品」につられていくつか購入、私は私で値引きの無い電子ペーパーを高すぎるカバーまで付けて買ってしまいました。更にこの日曜日には IKEA に出向く予定です。
 駆け込み需要が今ひとつなのは、2014年に比べ貯蓄が減っているためでしょうか。それと前回は4月、今回は10月の切り替え時期の違いでしょうか。経済専門家の分析を聞いてみたいですね。
 食品を扱う業界では、駆け込み需要よりも軽減税率で販売できる商品作りの取り組みに懸命です。今回の消費税改定では、消費者よりも業界の方が気が重そうです。4年後には更にインボイス方式が適用されますので、お役所仕事は楽になれど、業界の気の重さは続きそうです。

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思惑はずれ?

 消費税増税実施が20余り後に迫った段階でも、例のキャッシュレス払いで5%の還元の登録をする店舗が、政府想定数の30%にとどまっているそうで、懸念していると聞きます。
 登録をすると、加盟店事業者IDと加盟店IDが与えられますが、通知段階と審査終了段階があり、私共のネット販売のクレジット払いでは、7月17日に通知を受けましたが、未だ審査終了に至っていません。そのためQR決済の方にそのIDが未だ連絡できずじまいです。その辺の対応の遅れも一要因では無いでしょうか。
 もう一つは、想定する店舗がすべてこのためにキャッシュレス払い対応に踏み切るかどうかです。そうでなくても8%税率と10%税率とを区別して併記するレジや伝票類の更新への手間とコストが掛かるのですから、キャッシュレスまでの経費が出せない店舗も多いことでしょう。
 還元の5%は消費者に対してであって、店舗には採用しない店舗に対して競争力が付くだけで、還元は一切ありません。競争力ならば、他のサービスで取り戻す意気込みの店舗も多いことでしょう。
 政府の思惑通り100%達成は、如何なものでしょう。

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昨日の朝日新聞、天声人語に記されていましたが、MIT(マサチューセッツ工科大学)の調査によると、真と偽の情報のtwitterでの拡散速度は、偽情報の方が早いそうです。
 「事実は小説より奇なり」との言葉がありますが、奇はそんなにあるものではありません。だからでしょうか、人は奇の方により興味をそそられます。MITの調査結果によらずとも、SNSでは奇なる情報の方がより取り上げられる背景は十分理解できます。
 今回、あおり運転によるSNS被害者が訴えたことにより、恐らく投稿者やそれを拡散させた人々は特定され罪を背負うことになるでしょう。興味本位で悪意は無かったにせよ、被害を受けた人への悪影響は多大で、今後罰則が強化されると思われます。
 メールなどで詐欺に遭った人の多くは、後で考えると何か変だったと言います。詐欺ですからあたかも普通の様に振る舞います。でもその中に普通で無い奇を感じるものです。SNSでは情報を広げるため最初から奇をてらう傾向にありますが、罪負い人にならないために奇には一歩退いて眺めてみる必要があるでしょう。

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良い傾向

 以前このブログの「狭き門」で取り上げた消費者庁のサイトのブラウザ限定施策ですが、大阪市議会でも同問題で国に意見書を提出する案件が全会一致で可決された(※1)とのこと。拍手喝采です。
 対象は私の場合と違って、「電子入札コアシステム」 とのことですが、このことから見ると、あらゆる事で国への申請に使用するブラウザは Internet Explorer11 に限定されているように推察されます。何処に限定する理由があるのでしょうか。しかも現時点でメジャーとは言えないブラウザ。よからぬ勘ぐりをしたくもなります。
 地方行政が国の施策に意見する。良い傾向ではないでしょうか。

(※1) https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1903/19/news130.html

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妄想が広がります

 朝食時観ていたNHKニュースの一コマ、「世界のメディアザッピング」で興味をそそられたものがありました。
 フランスのとある田舎の村の信号機は、ちょっと変わっています。信号機の上にスピード検知器が付いていて、50km/h以上のスピードで近づいてくると、信号が赤に変わります。
 「村の中はゆっくり走ってね」との意味の様ですが、これを観て私の妄想は広がります。これは一本道での話で、交差点ではできないんじゃないの。いや交差点でもできるかも。一方から来た車を赤信号で止めて、他方からも50km/h以上で近づいてくるとこれも赤信号で止めて、しばらくお仕置き時間を取った後、最初の車を青にする。どうこれ!
 どんどん車が来たらどうするよ! 大渋滞。
 最初からほとんど車が通らないのが前提。交通量が多いとこんなアイデアは出てこないだろうね。
 でも歩行者がいるとどうよ! 車のために赤信号になって先に進めない。のんびり村の方針だから、ひょっとして歩行者優先? 歩行者用の信号も必要だな。
 急がなくともその時間のんびり待って、止められた車の運転手に話しかけてるかも知れないよ。

 おっと、出勤時間に遅れる! こっちは急がないといけません。

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徴兵免除

 お隣韓国には日本にはない徴兵制度があります。同時にその免除制度もあり、今回それをめぐってSNSで騒動になっているとのこと。アジアカップで優勝したサッカー選手達が免除となり、アメリカで1位を獲得した人気歌手グループには適用されないというのがその発端のようで、トップに上り詰めるのには才能、努力もあるだろうが、お金も掛かることなので、貧民は無視されるのかとの批判へも発展していると聞きます。
 免除制度には基準が設けられているのは当然ですが、人が判断するのですからそれなりのさじ加減もあることでしょう。
 
 徴兵制度は無いに越したことはありません。戦争の危惧が無く平和裏に過ごせることが何よりです。でも若い内に集団の中でもまれるのは、その後の人生の糧ともなります。会社の社員採用担当者の目が体育会系の若者に向くのは、彼らが集団でもまれてきて忍耐力や、体力、努力を惜しまない気性を持ち合わせていることを実感しているからです。

 ところで、お隣韓国で、徴兵が免除されたにもかかわらずそれを辞退する事例はあるのでしょうか? 「いえ、免除はお断りします。お国のために役立つならばその一員にお加えください」などと、あえて2年間のブランクを作るのはいかがでしょうか。
 韓国の人の気質は知りませんが、「かっこいい」と知名度が一気に上がるでしょうか? それとも「おまえあほか」でしょうか?

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日本人、まだまだやるぞ

 昨日の朝日新聞の記事「世界に1ペアだけ」に、「日本人、まだまだやるぞ」の安心を貰いました。
 「 辺の長さが全て整数となる直角三角形と二等辺三角形の組の中には、『周の長さ』と『面積』が共に等しい組は存在するか」という問題に、慶大院生の平川義之輔さんと松村英樹さんの二人が、辺が 135 352 366 の直角三角形と、132 366 366 の二等辺三角形のペアが唯一(もちろん相似形は除きます)存在することを証明したとのこと。
 技能オリンピックや数学オリンピックなどで以前は必ずベスト3に入っていた日本人が、最近では後塵を拝するようになり、特許の出願数も各国に抜かれている状況で、今でこそノーベル賞受賞者を輩出していますが、この先不安だとの危惧の中での嬉しいニュースです。
 二つの三角形のペアは素人でも試行錯誤やちょっとしたプログラムで見つけられそうですが、それがたった一つの存在であることの証明は、素人ではとてもできません。「数論幾何学」という現代数学の手法を用いているとのことですが、こうなるともうちんぷんかんぷんです。
 この手のニュースが出ると必ず、「それが何の役に立つの?」と申される方がおられます。確かに私にも役立つものは見当たりません。が、「難問を解いてやる」との意気込みとそれを誰よりも早く成し遂げる力量、それこそが全てに役立つのではないでしょうか。「まだまだやる」元気も私に与えてくれています。

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したたかですね

 商品宅配の現在の大きな課題は、配送コストです。ヤマト運輸の過労働に端を発する宅配送料の値上げには、私共も影響を受けています。大幅な値上げで一部をお客様にご負担いただかざるを得ず、物量の低下は否めません。
 巨大なamazonともなれば、配送コスト負担は相当なものでしょう。でもさすがamazon、したたかです。独自に一から宅配業者システムを作り上げようとしています。宅配会社の起業を支援(※1)を読むと、自己資金1万ドル(110万円)を準備すれば、宅配会社を立ち上げることができるとの事。起業者は支援を受けられる上、物量もamazonに頼れますし、amazonにとってはいわば「子飼いの宅配業者」ですから、今回の根幹を揺るがすような事は起こり得なくなるでしょう。
 巨大企業なればこそなせる技で、羨ましい限りです。このプログラムがうまくいけば、今宅配を請け負っている業者も安穏とはしておれません。
 さて今後の展開と結果はどうなるでしょうか? 私はamazonの思惑はうまくいくと予想しますが、あなたは如何でしょう。

(※1) https://japan.cnet.com/article/35121682/

シカ踏切

 「近畿日本鉄道(通称 近鉄)が導入した『シカ踏切』が絶大な効果を発揮している。」(※1)を読むと、近鉄がこの地の我々の足であるためでしょうか、ちょっと「やったね」という気持ちになります。
 野生の鹿との接触事故で、ダイヤの乱れのトラブルに頭を悩ませていた近鉄が、一人の鉄道マンの発想で、いままであれやこれやの鹿を線路に入れない対策から一転して、電車が走らない時間帯には「どうぞ通り抜けてください」と逆転の対策。それが功を奏し、今次々と対策箇所を増やしているとのことです。
 奈良といえば鹿を連想されるかも知れませんが、これは観光地の鹿(これも車との接触問題があるのですが)ではなく、この地の鉄道ですから山裾の人気のない区間を走る箇所も多く、そこに数多く生息する野生の鹿の話です。
 話題では「人と鹿との共生」の発想と持ち上げていますが、ちょっと異論を挟むとすれば、本来鹿には活動範囲があるそうで、それを分断する鉄道は鹿にとっては迷惑千万の話。柵を乗り越えてでも通り抜けたい気持ちも分かります。野生の鹿が増えたのも、人によって天敵のオオカミが減らされたためと言われています。ならば、対策を考える最初の一歩は、柵やロープや野獣の糞尿などではなく、「共生」からでしょう。
 人には聞こえない超音波の利用は、群がる鳥を追い払うなどに実用されています。鹿にも効くのですね。でも慣れてしまわないかと素人懸念をしますが、そこは技術大国、慣れないよう周波数や発生リズムを変化させるそうです。でも人への影響はまだ解析されていないと聞きますから、課題は残りそうです。

(※1) http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1805/29/news056.html

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