拡張子

 拡張子はファイルの種類を規定してどのプログラムで開けるかを示します。数えれば切りのないほどいろんな拡張子がありますが、いずれもソフトを開発した人が決める神聖なものと思っていました。
 ところがちょっと古い記事ですが、こちら(※1)を読むと、ファイルに自分好みの拡張子を自由に付けることができ、プログラムへの関連づけをして、そのプログラムで開くことができるとのこと。
 これって何かに使えそうですね。例えば1台の共用PCでファイルを作成した人を表示しておきたいとき。「これは私のファイルだよ」と強調したいとき。他にも考えられそうです。
 まぁ余程のことがなければ普通こんな回りくどいことはしないでしょうが、試して見るのも勉強の一つです。やってみてください。

(※1) https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0701/27/news021.html

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キーマップ

 久しぶりにエディター vim の話です。
 最近 Vim Tips Wiki(※1)のサイトに今まで知らなかった記事がありました。あなたがこのエディターをお使いならばご存じでしょうが、自分の好みに操作手段や編集手段を設定するキーマップを作れるのが良き特徴の一つです。いろいろできるので、始めた頃には標準に備わっているもの以外にもいろんなプラウインを入れ、それに合わせキーマップを設定してセッセと gvimrc と vimrc に書き込んだものです。その内に使うものは限られてきて、忘れてしまっているものも多々出てきます。
 記事は設定されたキーマップをテキストファイルに書き出してくれる機能です。記事にある三つのコマンドを入れると指定したファイル名(ここでは vim_keys.txt)で保存をしてくれます。
 早速やってみました。今まで全く使っていないものもありました。その一つが「カラーピッカー」です。私の場合 Shift + Insert でマウスカーソルのある部分の色と座標を表示してくれます。

 お暇な時に是非試して見てください。あなたも「こんなの設定してたっけ」のキーマップがきっと出てくると思いますよ。

(※1) https://vim.fandom.com/wiki/Is_there_any_way_to_write_currently_mapped_keys_in_Vim_to_a_file%3F?diff=40836&oldid=0

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SAT

 SATと言えば何を思い起こされますか? 恐らくテレビドラマなどで取り上げられている特殊急襲部隊を思い浮かべられることでしょう。でも私が思い起こしていただきたいのは、アメリカの共通試験(Scholastic Assessment Test)の方です。
 ジャンルはいろいろありますが、私の興味はやはりMathで、日本の共通試験と違って考える力を試す出題があるのに感心します。こちらのサイト(※1)から Maths ジャンルをクリックしていろんな問題を見てみてください。
 例えば小学生対象の引き算の問題では、引き算とは言わずに短編の物語をいくつか収録した本の目次(物語の題名と始まりのページが書かれています)と最後のページを示し、「最も長い物語の題名は何でしょう」。
 あるいは下図の掛け算の問題、もちろん掛け算だとは示していません。空白の枡に数字を入れるパズル的問題です。

SATの一問題

 如何でしょう。暗記を試す出題も良いですが、考える力を引き出す方がこれからの社会に役立つのではないでしょうか。

(※1) http://www.satspapers.org/mathspuzzles.htm

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統一地方選挙

 統一地方選挙の投票には行かれましたでしょうか。檜花粉の花粉症がひどい私は、できる限り外出は控えたいのですが、自宅の前の小学校が投票所では行かないわけにいきません。
 県知事選は大勢が決していますので、むしろ他県の大阪府の方が気になり興味があります。有権者の意識調査でも、大阪府への関心が50%を越えているのも頷けます。その要因は「争点がはっきりしている」ということでしょう。自分はどちらの主張により賛成できるか否かで誰に投票するかが決められます。立候補者が多くいてもその主張が似たり寄ったりであれば、人格で判断するしかないですが、知り合いでもなければ分かりません。
 その点、新聞が選挙戦終盤に毎日一つの課題を取り上げ、立候補者の主張を並べて掲載してくれたことは、大変役立ちました。各候補の演説会を聞きに行く時間も熱意もありませんから、記事の主張の食い違いを、誰が自分の意に近いか、実現性はどうかで判断の糧にできました。
 これからの選挙、大いに具体的主張をぶつけ合って民意を問うことにし、もう利権がらみの組織票で決する選挙からは脱却してほしいものです。

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割合計算

 ご存じの方は既にお使いでしょうが、知らない方には是非知っていただきたい割合計算法です。
つまり二つの数字 x,y が与えられたとき、yのx%はxのy%と同じであることを利用し、x,y のいずれかに 25,50,75などの計算しやすい数字があるときはその数字を%側に入れ替えれば楽だという話です。
 例えば
 25の87%はいくら?
という問題では、87の25%に置き換え、25%は4分の1ですから 87÷4=21.75 と、25x0.87 を計算するよりは楽なのです。
 このことを含め、最新の Mind Your Decisions (※1)では、複数の割合の足し算・引き算も場合によっては一つにまとめて楽に計算ができる例が紹介されています。
 是非ご覧になってください。

(※1) https://mindyourdecisions.com/blog/2019/03/07/the-viral-math-trick-everyones-talking-about/

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Chrome Music Lab

 Lifehacker(※1)で紹介されていた Chrome Music Lab(※2)で遊んでみました。
 どの子供も音楽には敏感で、すごく興味を示します。子供番組で流れる曲はすぐに覚え、ダンスを交えながら歌い始めます。番組制作者も十分承知で、受け入れられるであろう曲を番組にどんどん組み入れます。
 そんな子供達と遊びながら音楽の一端を学ぶ良いサイトだと思います。RHYTHM はすぐに取っ付けますし、CHORDS や ARPEGIOS、PIANO ROLL などを試し、簡単なフレーズの作曲まで、大人でも結構遊べます。どういう仕組みになっているか私には解りませんが、絵と音楽を結びつける KINDINSKY は、きっとお子さんにうけるでしょう。
 是非一度、子供さんと一緒にお試しください。
 
(※1) https://www.lifehacker.jp/2018/11/get-your-kids-into-music-with-chrome-music-lab.html
(※2) https://musiclab.chromeexperiments.com/Experiments

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スプレッドシートの利用

 あなたもGoogleのIDはきっとお持ちのことでしょう。ならばGoogle Driveのスプレッドシートはお使いになっておられるでしょうか。現状私はリマインドメール用としてのみ使っています。
 日付、時間、送信メールアドレス、題名、本文を記載しスクリプトを入れておくと、その日になると、「お忘れではありませんか? 今日は不燃物の回収日ですよ。」なんてメールが届き、注意を喚起してくれます。
 昨日、別の利用法の記事を見つけました。これ(※1)です。
 その中の翻訳機能に興味がそそられ、日本語から英語(”ja”→”en”)を早速試してみます。記事には二つ書かれていますが、どちらも動きました。翻訳前の言語指定の要らない二つ目の方が使い勝手が良さそうです。空白の時には表示しないよう
  =If(A3=””,””,GOOGLETRANSLATE(A3,DETECTLANGUAGE(A3),”en”))
としておくのがよいでしょう。行を変えて複数行記入しても(改行は Ctrl+Enter)翻訳をしてくれます。
 もし興味があれば、お試しください。

(※1) https://www.makeuseof.com/tag/google-spreadsheet-tricks/

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雑談のスキル

 私は、初対面の人との雑談が苦手です。かといって文字にして記すのも得意ではなく、このブログを続けているのも、その克服の一環です。
 雑残については、ライフハッカーに良い記事「練習でうまくなる。雑談が苦手な人へ、専門家から4つのアドバイス」(※1)がありました。「雑談は、あらゆる人間関係において、前菜のようなもの」とあり、私とおなじ悩みならば、一度目を通してください。
 項目2の、「相手の話をよく聞く」は、話すのが苦手な分、ほとんどが聞き手ですから達成できているとは思うのですが、相手の話がくどいと、すぐに話を切り上げたくなるのがそぶりに出てしまうようです。
 項目3の、「質問する。ただし、尋問しないように」では、質問の前に「こんなことを訊いてもいいのだろうか」との疑問が先に立ってしまいます。
 結局の所、項目1の、「状況に応じた話題を準備する」ができていません。話題さえ持ち合わせていれば、質問することもなく相手からの会話も引き出せるのでしょうが、状況に応じる多方面な話題を得るのがなかなかで、とどのつまりが項目4の「目標を設定して、練習しよう」で締めくくり。手ほどきする専門家の術中にはまった気がします。

(※1) https://www.lifehacker.jp/2018/06/168819-idle-talk-businessinsider.html

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音楽に興味おありでしょうか

 以前「絶対音階」のタイトルで、このブログに記事(※1)を書きました。そのときPCから出される音を、画面の鍵盤で当てる「音感トレーニング」(※2)ができなくてがっかりしましたが、その理由が、「ジョン・パウエル博士が明かすあなたの知らない音楽の秘密(※3)」を読んでみて明らかになりました。
 絶対音階を身に付けるには、子供のときからの訓練が望ましいとのことですから、今の私の年齢では、どう頑張っても無理なようです。
 他にも、A(ラ)の音を110Hzに定めた訳とか、どうしてオーケストラではオーボエに合わせるのか、とか、興味深いです。あなたはご存知でしたか? たとえAの音が102Hzだったとしても、曲に抱く感情は同じであり、曲を長調で始めようが単調で始めようが、「途中で1音上げるとより気持ちが明るくなる」とのくだり。カラオケで、キーを下げたりして歌うのも大いに有りってことですね。
 氏の著書「響きの科楽」を読んでみたくなりました。よければ、あなたもこの記事からまず読んでみてください。

(※1) http://miwaokina.blog26.fc2.com/blog-date-20110624.html
(※2) http://onkan.ideeile.com/
(※3) http://diamond.jp/articles/-/13557

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