人として生まれたからにはストレスからは逃れられません。人生後半戦半ば、そろそろあきらめの私でさえもストレスで眠れない時もあります。「何も考えず頭を真っ白にすればいい」といわれるのですが、今度は「何も考えない、何も考えない」と考えてしまいます。
そんな折、私の好きな番組の一つ、「世界一受けたい授業」で、吉野槙一先生が「泣くことで脳内がリセットされ、ストレスが解消できる」と、私にとっては思いもつかぬ授業でした。その後出演者は番組制作意図に合わせて泣かされたのですが、はたしてストレスは解消できたでしょうか。
年齢と共に涙もろくはなってきましたが、大の男が号泣することなどまずありません。ストレスを解消するために悲しいビデオを見るのもつらいですが、泣くことで脳内がリセットされる研究は学会発表も可能な成果が出ているそうです。笑いも良いとされていることからも、何もかも忘れ一つのことに集中することがいいのかも知れません。そういえば一つのことに熱中することが無くなりました。飽きっぽくなったのもストレスを貯める要素かも知れません。
ぶりっじばんざい
答え(7月22日分)
A T 4 | ||||||||
5 | ||||||||
K Q J 9 5 2 | ||||||||
Q 9 3 | ||||||||
6 5 3 | N | K 7 | ||||||
J T 7 6 4 |
|
Q 9 8 3 | ||||||
3 | A 7 6 4 | |||||||
K T 6 4 | S | 8 5 2 | ||||||
Q J 9 8 2 | ||||||||
A K 2 | ||||||||
T 8 | ||||||||
A J 7 | ||||||||
もしダイヤをリードしパートナーがラフをして、次のスペードリードでEの手に入ったとしても、クラブはAで取られその後切り札を狩られて、ダイヤでクラブのルーザーを捨てられてしまい、コントラクトのダウンは望めません。
防犯罪仕様
お客様への商品の宅配は宅急便を使用しているため、勉強不足で郵便局の「EXPACK(エクスパック)500」(※1)なるものを全く知りませんでした。500円の厚紙ケースで、角2封筒が入る大きさ、厚さはA4のチラシで250枚程、重量は30kgまでで、無料で集荷もしてもらえるし、ポスト投函も可能。通常郵便物や小包郵便物と比較しても、重さによってお得ですしおおむね翌日に配達される利便性を持っています。
ところがこれが新たな振り込め詐欺の現金受取の手段に利用されているとのニュースです。金融機関や郵便局の窓口でチェックされたり、口座開設時に本人確認で身元が割れたりする心配がない、現金書留のように被害者側に証拠となる控えが残らないなど、私書箱を転々と変えて受け取る犯人には好都合の手段の様です。
思うに、非情に難しいことかも知れませんが、新たに利便性を備えた商品を発売する場合には、「これが犯罪に使用されないであろうか?」を重要チェック項目にするべきです。恐らく今までは玩具の銃のような直接的なもの以外にはこのような配慮はされてこなかったのではないでしょうか。
(※1) http://friend.mysquare.net/
売れ筋商品
学校が夏休みに入り、私共の店にも子供連れのお客さんがみえるようになりました。そんな状況の中で、一番の人気商品は地球儀です。えっ、素麺で作った地球儀!、って、そんなわけはないでしょう。Map Projections(※1)で紹介をされている4面体から32面体までの地球儀です。
その内いくつかを、カレンダーの裏とかの厚紙にプリントアウトして作りお店に並べておくと、「ええ、これ何! 三角の地球や」なんて喜んでもらえます。「よかったらどうぞお持ちください」 「どう僕、自分で作ってみる?」と作る前の印刷した紙を差し上げます。
素麺を造るよりこちらを作る方が儲かるかも知れません。いや只ですから儲かることはないですね。よかったら皆さんも夏休み、子供さんと一緒に作ってみてはいかがでしょう。
(※1) http://www.progonos.com/furuti/MapProj/Dither/ProjPoly/Foldout/
つうかぎぞう
私はオンラインゲームをやらないゲーマーですが、先日のオンラインゲーム「ラグナロクオンライン」での内部通貨Zenyの偽造をゲーム運営会社の社員がやっていたというニュースには驚かされました。
この社員はRMTと呼ばれる換金を行なって1400万円の利益を得て、借金の返済と遊興費に当てたことが報道されています。
この会社はゲームの運営と管理においてかなりの悪評があり、運営体制が甘いと予てから言われていたようですが、本来不正を裁く立場であるはずのGM(Game Master)が不正に手を染めていた、なおかつ5ヶ月の間気がつかなかったという惨状です。例えるなら造幣局の職員が5ヶ月もの間気づかれずにお札を印刷して持って帰っていたということになります。
59回もの不正アクセス、852回もの不正データ作成によって生み出されたを総額は6910億Zeny。手つかずで残っていたのは910億Zenyだったとのことで、差し引いた6000億Zenyが「使用」されたということになります。
売却益は1400万円というのは内部調査での供述で、一説には3000万円といわれています。裏相場で6000億Zenyは6000万円になるそうですから、換金手数料をさっぴいてももっと多いかもしれません。
それだけの大金を不正入手した犯人ですが、順当に不正アクセス禁止法違反が成立したとしても、1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金刑で済んでしまいます。「ならば俺もやろう」と考える人が出てきても,何ら不思議ではありません。
早急に法整備を進めるべきでしょう。
全英オープンゴルフ
今年の全英オープンゴルフはまたもやタイガーウッズでした。結果が判ってから録画したビデオを見るのはいささかつまらないのですが、それでも見るべきところはふんだんです。
水辺の砂地と内陸とをリンクする英国独特のリンクス、今年はRoyal Liverpool。画で見るとさながら荒れ地の様、フェアウェイはうねりティーショットの落下位置とグリーン周りにはいずれも高い壁のバンカーが待ちかまえています。距離がやや短いとあってタイガーはドライバーを使わず、スプーンと2アイアンでのティーショット。当然距離が残り、同伴競技者より先にセカンドショットを打つ珍しい光景ばかりですが、ロングアイアンが正確で見事にグリーンをとらえてきます。
見ている方としては豪快なドライバーショット、たまにミスをして曲げてしまったラフからのリカバリーショット、バンカーショットのドラマ等を期待するのですが、こうもバンカーを避けて堅実にスコアメイクをされると、味気なく感じなくもありません。
下手な私などはラウンドで一度でも会心のドライバーショットがでればその日はそれで満足なのですが、次元の違う話です。でも選手の力量並びに用具の性能とコース設定がちぐはぐになってきていることで、ますますプロは飛ばないボールを使用しようという論議が盛んになることでしょう。
ドライブレコーダー
このブログでも取り上げたドライブレコーダーですが、国土交通省がタクシー業界について調べたところ、取り付けをしている会社では事故の発生比率が平均約2割下がり、事故抑止効果があることが裏付けられたといいます。全車に取り付けている会社では、人身事故が半減したとのことです。
取り付けているタクシーはまだ16%ですが、会社では安全意識の向上や、事故処理の迅速性など、価格と対比して「期待以上」「期待通り」の反応が9割に達したそうで、関連組合は導入に向けての補助の検討に入っています。
私が思うには、タクシーに限らず一般車、特に新車には取り付けを義務づけてはどうでしょう。どうしても価格がネックになるのですが、それに対しては今事故の検証等にかかる警察の手間と費用、あるいは保険会社が独自に行う調査費用、裁判沙汰になったときの費用など、節約される費用を補助に充てればと思うのですがいかがでしょう。数が増えれば当然コストも下がるでしょう。それに何より安全意識の向上で事故件数が減るのが最大のメリットと思うのですが。
ぶりっじばんざい
問題です。
A T 4 | ||||||||
5 | ||||||||
K Q J 9 5 2 | ||||||||
Q 9 3 | ||||||||
N | K 7 | |||||||
|
Q 9 8 3 | |||||||
A 7 6 4 | ||||||||
S | 8 5 2 | |||||||
S | W | N | E |
1S | Pass | 2D | Pass |
2NT | Pass | 3S | Pass |
4S | All Pass |
ディフェンスの問題、あなたはEです。Sの4Sに対してパートナーはダイヤ3をリードしてきました。ダミーからはK、あなたはAで取ります。Sからは8が出ます。さて次のリードは何にしますか?
手腕に期待
昨日、嘉田滋賀県知事が初登庁をされたそうです。自民、民主、公明3党相乗りで推薦する現職知事を破っての当選には、私たちのみならず滋賀県民自身も驚いたのではないでしょうか。最近の選挙は組織力よりもいかに民意を自分に引きつけるかにかかってきているようにさえ思えます。
元々政治家は名誉職、多くはお金のある人で、私財を政治につぎ込む人もまれではありませんでしたが、いつの頃からか政治家は儲かる職種と認識されるようになったように思います。ところが最近それとは違った政治家が見受けられるようになりました。小泉首相が節目節目であれだけの国民指示を得たのも、後ろにお金の臭いが全くしないことが要因の一つだと思います。
政治家にはもう一つ大事なことがあります。手腕です。既にゴーサインの出ている新幹線の新駅建設のプロジェクトを白紙撤回するには、損害賠償も付きまとうでしょうし、あてにしていた利権者の猛反発もあるでしょう。民意をバックにどう公約を実現されるのか、今後の手腕に期待をしたいです。
イスラエル-ヒズボラ
日本での生活で平和ぼけしているのでしょうか、レバノンのシーア派組織ヒズボラとイスラエルとの確執の深さを『レバノン:揺れるモザイク社会』(※1)を読むまでは知りませんでした。
記事に依ると、2000年5月にヒズボラとの泥沼からの脱出と、ヒズボラの武装解除を狙ってイスラエルはレバノンから撤退をしたのですが、イスラエルに敵対するシリア、イランの後押しを受け、ヒズボラは今回と同様に2000年7月にイスラエル兵3名を拉致、ねばり強い交渉で数千人と言われるイスラエル獄中の政治犯やパレスチナ人の内政治犯23名と他400人の解放を勝ち取ったのです。しかも交渉妥結後3名の兵士は拉致時に即死状態であったことが判明、ヒズボラの交渉手腕が勝ったかに見えますが、主たる政治犯の釈放には至らなかったのです。
そして今回、同じ手口でイスラエル兵2名を拉致、奪還しようとレバノン領に入った戦車は地雷で大破、8名が死亡したのです。もうこうなると泥沼化するのも頷けます。相当な政治力が動かないと収拾がつかないようにも思われます。
拉致作戦を知りながら安易に構えていたイスラエル、ここまでの攻撃を仕掛けてくるとは思っていなかったヒズボラ、平和ぼけの我々も対岸の火事と見ておれません。ぎくしゃくしているいくつかのお隣国家との関係、そこまではできないだろう、やらないだろうと安穏には構えておれないのではないでしょうか。
(※1) http://ryumurakami.jmm.co.jp/recent.aspx