早10月も終わりです。歳と供に時の経つのが速くなりました。どうしてでしょう。
「記憶力の低下と、新たに記憶に残るときめきが少なくなってくるから」と人は言います。1年を永く感じるときめきが欲しいですね。
今朝の三輪山
仕事の手を止め の~んびり ブログ
早10月も終わりです。歳と供に時の経つのが速くなりました。どうしてでしょう。
「記憶力の低下と、新たに記憶に残るときめきが少なくなってくるから」と人は言います。1年を永く感じるときめきが欲しいですね。
毎年恒例の組合支部旅行で、飛騨高山に出かけてきました。岐阜県は我が奈良県以上に山の多い県、山々を南北に走る東海北陸自動車道、高山に通じる高山清見道路は多くの箇所で高い橋脚に支えられ、車窓から所々に山裾の集落が見えます。トンネルを抜け、紅葉した山々の向こうにうっすらと雪をかぶった高い山々が見えると、皆から「おぉぉ」と歓声があがります。
対面通行の片側一車線の区間も、複線化の工事が随分進んでいます。「交通量もさほどでないのに随分税金が使われているな」と一人が感想を漏らすと、「代議士の力」ともう一人が応え、岐阜県選出の大物議員の顔が思い浮かびます。
高山市には感心させられます。人口8万人越えで我が桜井市は大きく負けていますし、それ以上に観光整備で大きく水をあけられています。徳川幕府直轄の頃の陣屋を再建し、朝市を出し、昔の町並みを整備し、その狭い道筋に観光客が溢れています。外国からの観光客も多く見られ、海外への情報発信も伺えます。
一軒の豆菓子店で伺ったところ、その方の親族が市長をなさっている頃発案され、紆余曲折を経ながらも市民の協力を得て今に至っているとのこと。起案から約50年、実施から約30年と聞き、今更ながら指導者の力量と永いスパンでの見通しの必要性を実感します。
今の悩みもおっしゃっていました。「人が集まってくるのを見て、外部から利益を得ようと入り込んでくるんですよ」 「地権者に土地を売らないようお願いするのが大変で・・」
台風22号の接近で予定を変更して新穂高ロープウェイを前倒ししたのは大正解でした。雲一つない晴天で、今が盛りの紅葉と前に穂高、後方に雪をかぶった北アルプスの山々が一望でき、最高でした。ただ「ロープウェイの値段はちょっと高い」と皆。一変にパノラマ眺望から現実社会に逆戻りです。
ずっと解けなかったパズルがあります。Nob’s Number Puzzle(※1)です。
この世界では有名な、芦ヶ原 伸之(※2)氏の作ですから、ネットで答は紹介されているだろうとは思いましたが、それを見てしまうと面白くないので、メモ書きした問題をテーブルの隅に置き、ちらちら見ては頭を悩ませていました。すぐに解けなかった数独パズルでは、少し離れて時間をおくと、あるいは日が代わると、パッと一つ数字が閃きそこから芋づる式に解けたりします。
ところがこのパズルは日を代えても月を代えても、一向に糸口が見つかりません。連鎖に入り込んでくる六つの数字はどこから? 10進数でないかも? どんどん深みに入ります。
この火曜日、閃きました。今思うと作者の罠にまんまとはまっていました。「?」の数字へ行き着くからくりばかりを探っていましたが、最後からたどれば実に単純でした。
何事も、「行き詰まったときには、視点を変えてみる。」 日常の鉄則ですが、正にその通りです。
(※1) https://www.futilitycloset.com/2014/04/30/nobs-number-puzzle/
(※2) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%A6%E3%83%B6%E5%8E%9F%E4%BC%B8%E4%B9%8B
出勤前の我が家の朝食時は、NHKのテレビ放送が流れています。昨日はそこでカラスの話題が取り上げられていました。
永年カラスの鳴き声を研究されている先生がおられて、「危険だ」、「安全だ」、「食べ物がある」など40語程が解明されたといいます。害をもたらすカラスを追い払うのには、もっぱら大きな破裂音が使われていますが、賢いカラスはすぐに学習し動じなくなるそうで、カラス語はこれらの対策にも使えるのでは、との研究です。実際集まってきたカラスに「危険だ」と話しかけると、一斉に飛び出して行きました。
カラスといえば、先日Gigazineで取り上げられていたCrowbar(※1)が、ユニークで面白いです。
カラスにその賢さを利用して街角のポイ捨てたばこを集めさせ、街を綺麗にしようとの発想の装置です。素人では思いつかないカラス研究者ならではのアイデアです。
新たな事には大抵反対意見が付きます。元々ポイ捨てをする愛煙家への皮肉が込められていますが、カラスへの健康被害、人でなくカラスにさせる倫理的問題などです。
カラス語についても、すぐに学習して暗号化対策をするだろう、と批判する人が現れるかも知れません。
(※1) http://gigazine.net/news/20171017-crowded-cities/
台風21号はこの地でも大変でした。大和川の支流のいずれもが警戒水位を突破し、避難勧告が各所で出ましたし、地元の足、近鉄が一部路線で土砂崩れなどによる不通で、昨日の通勤にも大きな支障が出ました。
選挙に台風、大変な日曜日でした。朝の内は投票率が前回を上回っていましたが、最終閉めてみれば前回を下回り最低の投票率です。台風の影響ない内にと朝早くに投票に出向いた様です。今回から選挙権が18才に引き下げられ、最初の選挙で関心が高まり少しでも投票率が上がるかと予想しましたが、残念でした。
半数以下の人の投票で国の政策を決める議員が選出される。こんな事で果たして良いのだろうかと、いつも疑問です。
疑問と言えばもう一つ、高齢化社会を認識しながらなぜまだ投票は記名式なのでしょうか。不正投票防止に何人もの手間を掛けているのですから、最高裁判事の信任と同じように、○×方式で良いのではないでしょうか。
それにしても希望の党の出現で、今回の選挙はいろんなドラマを生んでくれました。憲法解釈で衆議院解散権はいろいろ物議をかもしていますが、余程でないとこの権利は手放さないことでしょう。
郵便局職員による直接手渡しで、奈良地方裁判所から「特別送達」の朱版が押された書類が届きました。何のことかと驚き開封すると、「口頭弁論期日呼出状及び答弁書催告状」なる題目の訴状への答弁書提出と口頭弁論への出頭命令です。
私は被告17名のうちの一人、不動産登記に関する訴えで、登記簿記載の本人は随分前に亡くなっていますので、その相続人として人数が膨らんでいるのです。
私では内容が分かりませんので直系の被告人に問うてみると、本来は登記所のミスで、随分前に市役所から指摘があり、『異議も権利も主張しないので自由に登記変更をしてください』とお互い覚え書きを交わして既に済んだ話。ところが登記がされておらず、またまた市役所から現原告に指摘があったとのこと。
聞く話では、戦後の農地解放や借地借家人の権利を認める政策で多くの登記変更が発生しましたが、登記所のミスで同様のトラブルが数多くあるそうです。
原告としても、数多くなった相続人それぞれの了解を取って回るよりも裁判所に訴えるのが手っ取り早いですが、それには弁護士費用等々が発生しますし、裁判など他人事の素人が被告と名指しされた私などは、びっくり仰天の大迷惑です。
元々お役所の手違いであれば、お役所主導でもっとスマートな解決手段は無いものなのでしょうか?
山本周五郎は私の好きな作家の一人です。文庫本を買ったり図書館で借りたりして、ほとんどの作品は読みましたが、他の作家と違ってまた読みたいと思う作家です。
TPPがまとまる時にはがっかりしましたが、現状ではまとまる見込みがなく、延長されることなく従来通り没後50年の著作権は、私に取ってありがたいことです。
今年が丁度著作権が切れた年で、青空文庫では山本周五郎作品の多くを、ディジタル化作業中です。
早く作業が終わって発表されないかなぁ・・。Kindleに取り込む準備は万端、待ち遠しい日々です。
刈り残された稲が雨に濡れ、その重さで次第に倒れてきています。今週はずっと雨の予報、来週には台風がやって来ます。晴れてもすぐには刈り取れずしばらくはこのままです。
何事にもタイミングがあるのですね。
昨日昼食時、テレビをつけると東大生作成のパズル問題をやっていました。6問ほどだったと思います。
私には、ヒントを聞かないと解けないものや、最後のヒントを聞いても解けないものばかりでしたが、一つだけ閃きました。
問題は
ピンセットで A
A で B
B で穴を開ける。 AとBは何でしょう?
答は A = はさみ 、 B = きり でしたが、
私の閃いた答は
A = つまみ 、 B = のみ でした。
私の答でもOKかとも思いますが、「小学生の正答率」なんて話も出てきますので、ちょっと不適切ですかね。
でもこの問題では他にも答が見つかるのではないでしょうか。(私は飲んべぇではありませんので念のため)