I love Lucy

 昨日のもう一つの番組、「I love Lucy」、これまた私の年代には懐かしい番組です。日本では誰もが毎週欠かさず観たという番組ではなかったのですが、アメリカでは超人気番組でした。他愛のないコメディーと言ってしまえばそれまでですが、日本の今のお笑いのように訳の判らないギャグで客を無理矢理笑わせたり、笑いを取れればなんでもありとは違って、ドラマ仕立ての中で自然に笑いがもれてくる計算されたセンスの良さを感じます。今観ていても、判っていてもなお笑ってしまっている自分を笑ってしまいます。
 今の時代では通らないたぐいのコメディーかも知れませんが、このほのぼのさが伝わる世の中であれば、今の世の殺伐とした犯罪など起こり得ない気がします。

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イメージ

 NHKで深夜流している「逃亡者」と「I love Lucy」をビデオ取りで懐かしく観ています。「逃亡者」はハリソン・フォード主演のリメイク版映画もあるので、若者にもお馴染みかも知れませんが、テレビドラマのシリーズは私の年代には懐かしく、毎週かじりつきで観ていたことを思い起こさせます。
 デビッド・ジャンセン演じる死刑囚キンブルは、その誠実さ故逃亡の先々で無実を信じる人の助けを得て、危ういところをすり抜けて別の町へと果てしもない逃亡を続けるのですが、シリーズもまた果てしもなく続き、デビッド・ジャンセンと逃亡者は切っても切れないイメージとして定着してしまいました。おかげで彼は有名にはなれたものの、他の映画に出演しても観客からはあまり受け入れられなかったようです。
 今をときめくスターのジョージ・クルーニーは、同じように現代のロングランシリーズ「ER」でファンを獲得しスターの座を得たのですが、役として脂ののりきったところで降板できたのが、今の隆盛の要因かもしれません。

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ぜろすぴんどる

先月の発表での衝撃もまだ記憶に新しい、ソニーのVAIO type Uですが、ゼロスピンドルモデルがついに販売されました。(厳密には先行予約受付)
16GBフラッシュメモリ搭載によるHDDレスに加えてあいたスペースにワンセグチューナーを詰め込んだというすごい構成です。値段もすごいことになってまして、25万コースです。
直販専用モデルということも値段を高騰させる一因ではありますが、
フラッシュメモリには書き換え寿命という大きな問題があることを考えるとやむをえないといえるでしょう。
1説には2年で寿命が来るだろうと予想されていますが、ショップでの延長保障はHDDなどの消耗品扱いのパーツは保障してくれないことが多々あります。直販での保障で対応するしかないのかもしれません。
しかし、それにしてもUX50の最安値が15万弱であることを考えると高い!
まあ、私はリブレットを買いましたから、もう関係のない話ではありますが。

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夫婦円満

 妻を幸せにも不幸にもする夫の一言(※1)、あなたはどう思います?
 妻を不幸にする! 夫の一言、「誰のおかげで生活が成り立っていると思っているんだ?!」「おまえ、賞味期限切れたな」「おまえは、気楽でいいよな」「よるな! デブは暑苦しいんだよ」「おまえの教育がなってないから子どもの成績が悪いんだ!」「誰に向かってモノを言っているんだ?!」「おまえは余計な口出しするな!」「浮気は男の甲斐性だ!」「疲れて帰って来て何で家のことやらなきゃいけないんだ?!」「文句があるなら出て行け!」・・・今ここまで言える男性はどれほどいるでしょうか。
 妻を幸せにする! 夫の一言、「愛しているよ」「おまえといると気が休まるよ」「いつもありがとう。キミには感謝しているよ」「おまえってホント可愛いな」「おまえと結婚してよかった」「うまい! おまえの作るメシが一番だ」「疲れているのか? 無理するなよ」「俺ががんばれるのもキミのおかげだよ」「誕生日プレゼントは何がいい?」「今夜は子どもを早く寝かせろよ」・・・私の年代では歯が浮いてしまいます。若い男性は相当の努力が必要です。
 結局のところは相手に対する思いやりではないでしょうか。特に言葉で発しなくともうまくいっている夫婦はいくらでもありますし、思いやりがあれば傷つける言葉も出ないでしょうし、出たとしても思いやりがあればその状況を解ってくれるでしょうし、思いやりの言葉も自然と出ることでしょう。
 でも現況を見ていると、上の言葉の「夫」は「妻」に置き換えた方がいいかも知れません。

(※1) http://allabout.co.jp/relationship/divorce/closeup/CU20060623A/index.htm?NLV=AL000002-381

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復活商品

 世の中、めまぐるしく新商品が発売されます。そんな中でヒットするのは数少なく、しかもそのヒットが持続するのはコマーシャルが流れている期間だけ。メーカーにとっては好ましいことではありませんが、それでも新製品を出し続けなければならない、移り気な今の消費時代です。
 そんな中、今こぞって製品投入をしているのが、経済的に余裕があるとされる団塊の世代をねっらったリニューアル・復活商品です。ウイスキーの「オールド」、大学ノートの「キャンパスノート」、「クールミントガム」や「グリーンガム」、ボールペン「BOXY」、いずれもが団塊の世代が若き頃にヒットした物で、目にするだけでその頃がよみがえる物ばかりです。逆にこれが若い世代には新鮮と受け取られているのですから、開発費がかからないことでメーカーとして力が入るのは当然の流れです。
 我が手延素麺の業界にとっても、若者に僅か2-3分のゆがく時間さえ嫌われ、コンビニの調理麺で納得される、本来の味を知って欲しいメーカーとしては残念な時代ですが、その本来の味を知る団塊の世代には大いに期待するところです。

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ぶりっじばんざい

 問題です。
 

  K 3
K T 7
A K 9 8 4
T 5 2
N
W   E
S
A Q 8 7 5
6 5
J 6 2
A J 4

1S Pass 2D Pass
2S Pass 3H Pass
3NT  All Pass  


 コントラクトはSの3NT、WはクラブKをリードしてきます。スペードの別れが3-3だと9トリック見えていますが、別れが悪い場合を想定してダイヤで4トリック取れるよう、クラブリードをAで取った後、ダイヤ2をリードします。Wは5、ダミーから8を出すと驚くことにEは3で、このトリックが取れてしまいました。さてこの後どうプレイを続けますか?

安全性

 BSE問題で揺れるアメリカ産牛肉、前回危険部位が混ざっていて輸入が途絶えていましたが、懸案事項が解決されたのか輸入再開の方針が打ち出されたようです。マスコミの取材では今回ばかりはすぐには飛びつかない人が多数を占めています。
 一方この影に隠れているかのようなクローン牛については農水省が家畜クローン研究の現状について(※1)で報告をしています。それによるとほとんど話題には上っていませんが、受精卵クローン牛は既に702頭生まれていて、内368頭が販売され更にその内304頭が食肉処理をされています。 染色体に影響を与えているかどうかが最大の論点ですが、いかなる異常も発見されないとの厚生労働省の調査を受け、BSE問題には慎重(?)な日本政府が既に2003年に、肉類、乳製品の安全を公表しています。
 ここに来て世界各国の研究期間は異常が発見されないことを根拠に安全の方向に動いていますが、日本政府がなぜ世界に先駆けて安全公表ができたのか?や、今回の輸入再開の裏に政治的配慮が伺えることに、釈然としないものがあります。

(※1) http://www.maff.go.jp/www/press/2006/20060621press_1.html

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アイデア

 世の中アイデア次第。それにしても面白いことを考えるものです。今大流行のオークションですが、その一つ Limbo(※1)では、一番低い値段を入れた人が勝ち取るのだそうです。但し他の誰もが同じ価格を入札していないことが条件です。プラズマテレビが450円しなかったり、iPodが20円程だったり、驚きの価格で落札されるのも、この仕組みを知っていれば驚きでもありません。
 でもどうやって採算がとれるのって思いますよね。このサイト、携帯電話専用で皆が競ってオークションに参加するものですから、携帯電話会社にとってはほくほく。そこでその会社と契約して、売上げの一部をもらうという訳なんだそうです。
 悪く言えば「どう、旦那、1000円ぽっきりだよ」の客引きのようですが、オークションの方はだまされること無く品物が安く手にはいるのです(同じ価格があったかなかったかは疑問が残るところですが)。どうですか、挑戦してみます?

(※1) http://41414.com/

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はいぼくのせきにん

 サッカー日本代表は残念な結果に終わってしまいましたが、敗戦の原因として現地時間15時キックオフの試合で酷暑によって体力を奪われたことがあげられます。
確かに相手も暑い中試合をしているわけですからイコールコンディションですが、
日本の持ち味である早いパス回しには、それを支える豊富な運動量が必要です。
暑い中での試合はフィジカルに劣る日本代表にとって不利に働いたことは否めません。
 グループFのすべての試合で、現地15:00開始という試合は二試合だけです。
ブラジル戦はブラジルの現地時間を考慮して変更なしでしたが、オーストラリア戦とクロアチア戦が暑い時間に押し込まれたのは日本のテレビ放送の都合です。
クロアチア戦後のジーコ監督のインタビューで
「2試合連続で炎天下での試合になったのは、日本にとっては厳しい条件となった。しかし、テレビがそれを望んでいる以上仕方がない。」
と語っていましたが、日本の通訳はその部分だけ訳しませんでした。
 広告料を最大にするための工作のせいで日本代表が惨敗してしまうのは本末転倒ではないでしょうか。ブラジルに2点差以上で決勝進出できるかもしれないなんてアナウンスを聞いているとむなしくなります。
#ふがいないFW陣はとりあえず論外ということでひとつ。

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無線時代

 サッカーワールドカップ、日本は厳しくなりました。一次リーグ突破にはミラクルが必要です。一方ロボットによるワールドカップでは5部門でメダルを獲得し、日本の技術力の高さは健在。そんな折、新聞で新たな技術開発を知りました。
 広島大ナノデバイスシステム研究所が、LSIチップ内のそれぞれの基盤間を無線でつなぐ技術を開発したそうです。配線方式に比べ干渉などが避けられるため、データーの転送速度が10倍以上に向上し、しかも省電力、小型化が可能とのこと。電気製品のリモコンから始まって、今や全てが無線時代、こんなに良い技術を今まで誰も考えつかなかったのが不思議なくらいです。
 私も遅れてはならじと、LANやパソコンのキーボード、マウスは無線です。コードがぶら下がっていないのは何かと便利なのですが、LANの速度は遅いし、マウスの電池の減りも気になるところで、今回の技術の転送速度10倍、省電力にはちょっとピントこないのですが、皆さんはいかがでしょう。

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