ステレオグラム

 老眼鏡を新調しました。それも一度に5個。いえ、100円ショップですから合計525円です。眼鏡を探し回るので、「どこでも眼鏡」で幾つもあったのですが、ついつい眼鏡のツルを持ってくるくる回す癖があり、100円の品の悲しさ、一つ壊れ二つ壊れして「どこでも眼鏡」が危機的状態になっての補充です。
 度が1.0から0.5刻みで商品があり、前回買ったときは以前より0.5、度が進んでいたのですが、今回試してみると元に戻っているのです。徐々に度が進んでいくのが定説ですが、今回はちょっとうれしい驚きです。
 以前、平面の模様が立体的に見える3D(stereogram)が流行り、目の訓練に良いとのふれこみで本屋さんにその手の本があふれていましたが、どうもそのふれこみには幾分かの真実があったのかとの気がします。以前お話ししたようにパソコンの壁紙にはこの3Dの絵を貼っていて、ぼーーっと遠くを眺めるような視線で立体画像を浮かび上がらせています。そのことが目には良いのかもしれません。
 フリーソフトがいくつかあって、簡単に好みでこの画像を作ることができます。私の場合、Stereo Pict(※1)で7枚の画像を作り、calen32(※2)なるカレンダーソフトで曜日毎に壁紙を切り替えてぼんやりと眺めています。
 老眼の進行を懸念されているのであれば、一度お試しになってはいかがでしょう。もちろん見るのが不得意の人には全く意味ありませんが・・。

(※1) http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se342083.html
(※2) http://www.vector.co.jp/soft/win95/personal/se032471.html

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ぶりっじばんざい

 答え(12月22日分)
 

  K T 7 3  
8 3
Q T 7
J 7 6 4
9 N Q 6 5
Q T 9 4
W E  
7 6 2
J 8 4 2 A 9 6 5
A Q T 5 S 9 8 3
  A J 8 4 2  
A K J 5
K 3
K 6
 

 どうしてSはすぐに切り札を狩りに来ないで、ハートをリードしているのでしょうか? ビッドから見てポイントはありますし、切り札も長いですのであえて先にハートのルーザーをラフする危険を冒しているのはなぜでしょう? このプレイは、切り札スペードのQが抜けていて、どちらにフィネスをするべきか試していると見るのが普通です。
 あなたのリードからダイヤは4枚、パートナーの8-9のクラブのプレイからあなたのクラブも4枚と既に見られています。ここでハートも4枚と分かれば、あなたのスペードは一枚と判明し、パートナーのスペードQはフィネスに掛かってしまいます。そこでラフされるのを承知で、三枚目のハートリードに対しQをプレイして、スペードは二枚だと誤った判断をし向けます。Sが間違ってくれなかったにしても、損はありません。

印象

 全国区の方に朝日新聞・奈良版の一昨日の記事を紹介します。奈良県の某局が発行する2008年1月号の小冊子、その表紙を飾るのは西の京、薬師寺の東塔・西塔のシルエットを前景に真っ赤に輝く太陽の写真、ところがこれを見た読者から、「これは夕日じゃないの」とクレームがついたのです。調査の結果夕日と判明し、新年の始まりの号に夕日は相応しくないと、「朝日だと安易に判断しました」との謝罪会見を開いたとのことです。
 人の受ける印象とは恐ろしいものです。写真家の鋭い目で見れば、朝日と夕日は別物かもしれませんが、素人目で見ればその区別をできないものがあります。ところが朝日と見るか、夕日と見るかで、その印象は全く異なってしまいます。元々DNAに植え付けられているのか、成長の過程で刷り込まれたのか、いささか不思議な気もします。
 人に対する評価も、この印象が大きく作用します。結果が同じであってもその過程で受ける印象が悪ければ必ずしも良い評価は得られません。政治家さんはその辺は重々承知だと思いますが、現政権の動きには?が付くように私には思えます。

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カレンダー

 例年通りお客様からカレンダーをいくつかいただきました。お客さんからというのも話が逆ですが、メーカーや販売店からの注文で、印刷があがったものに、枠を付けたり金具を付けたりとカレンダーに仕立てるお仕事の方で、ロスを見越して余分に作るので、その内の一部を持ってきてくださるのです。
 全体像は判らないのですが、いただくものを見る限り、今の傾向は部屋に飾りみんなで見る大きなものよりも、卓上に置いたり、ノート形式の物など個人で使うような物や、ちょっとしたスペースに飾る小降りの物が増えているように思われます。
 新年早々来店の方にはご希望でお裾分けしているのですが、数もわずかですし、小売店での販売目的で作られ、通常いただく会社名など宣伝が入ったものではないですから、すぐに売り切れてしまいます。当店の製品がここまで売れが良いといいのですが、足下にも及びません。ちょっと羨ましくもあります。

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でぃすくのざんりょう

 年末年始の特番に向けてハードディスクレコーダーの整理を行っています。
録画するときはちょっと気になったからというくらいで録画予約をするのですが、
録画したことを忘れていたり、見るのが面倒になって放置してしまうことも度々。
気が付くとハードディスクの残量が少なくなっているという寸法です。
なるべく見るようにはしていますが、ハイライトシーンだけを飛ばし見したり、
最初の20分程度であきらめて消去したりしています。
実際はビデオテープを消費しなくなったわけですから、
もったいなくはないのですけど、もったいない気もします。

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今朝の三輪山

 クリスマスの朝です。少しどんよりしています。
 イブの夜でクリスマス気分が抜けると、次は迎春気分です。そういえば来週の今日はもう新しい年なんですね。
 
 

今朝の三輪山

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Autohotkey その後

 11月15日、12月3日に続き、Autohotkey(※1)のその後です。
 別のソフトとの組み合わせが面白いです。そのソフトはuwsc(※2)。マウスの動きとキーボードの入力を記録して再生するソフトです。
 私がパソコンを開いてまずすることはメールのチェック、メーラーソフトのショートカットをクリック、「送受信」のタグをクリック、その一連操作を記録・保存してそのファイルを起動するようにすると、例えば Ctrl+Alt+m のキーを押すと、受信メールの一覧が表示されるというわけです。
 その程度ならマウス操作でいいじゃないか、ですが、パソコンを自分独自に動かしている感が良いのです。私が会社勤めをした頃は、コンピューターは空調の利いた部屋に、いくつもの磁気記憶装置とラインプリンタなどと共に鎮座していました。それを使うには時間の取り合い、真夜中しか空いていないのが通常で、コンピューターを使っているというより、使われている思いの方が強かったものです。今は一人一台ですが、果たして自分独自にそれを動かしているでしょうか。
 ExcelでVBAを走らせるときは自分でパソコンを動かしている感じがします。難しいプログラムなど組めない私ですが、簡単なスクリプトで同様の感慨が得られるのは楽しいものです。

(※1) http://www.autohotkey.com/
(※2) http://www.uwsc.info/

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ぶりっじばんざい

 問題です。
 

  K T 7 3  
8 3
Q T 7
J 7 6 4
9 N    
Q T 9 4
W E  
   
J 8 4 2    
A Q T 5 S    
       
   
   
 
 

1S Pass 2S Pass
4S     All Pass

 コントラクトはSの4S。Wのあなたはダイヤ2をリードします。パートナーはAで取り、クラブ8を返してきます。Sは6、あなたはQで取って更にクラブAをリードします。パートナーからは9、SからはKが出ます。次にダイヤをリードしてSの手に入れます。SはKで取り、ハートA、Kを取り更にハート5をリードしてきます。さてこの後のディフェンスプランを引き継いでみてください。

ファイル名を指定して実行

 今日はネットサーフィンで気に留まったことの紹介です。
 お使いのパソコンで「ファイル名を指定して実行」というのをお使いでしょうか? Windowsキー+Rで呼び出してファイル名やコマンドを入れることで、すばやく実行できるというものです。コマンドの一覧はこちら(※1)やこちら(※2)に紹介されています。Vistaではこの機能オフがデフォルトらしく、オンへの操作はこちら(※3)で紹介されています。中・上級者はよく利用されるらしいですが、私は「msconfig」でシステム構成ユーティリティを呼び出すくらいです。
 で、気に留まった記事とはこちら(※4)です。「shutdown -f -t 0」のコマンドでパソコンをすばやくシャットダウンできるとあり、今まで知らなかったコマンドなので早速試してみました。私のWindows-XPパソコンではログアウト迄しか行かず、そんなに速くもありません。これならば「logoff」コマンドで十分では、と思っていると、『私は「shutdown -s -t 1 -f」を使っている』との書き込みがあり、こちらの方は見事にシャットダウンします。ところがこの書き込み、次の日には見つかりません。後には ??? が残ります。
 
 パソコンに限らず最近のディジタル機器は高機能です。持てる機能の内二分の一、いや三分の一も使えていないのをますます思い知らされます。最近のコマーシャル、矢沢永吉氏のいう「もったいない!」ですよね。

(※1) http://www.relief.jp/itnote/archives/001306.php
(※2) http://www.1or0.net/contents/run_dialog.htm
(※3) http://journal.mycom.co.jp/column/winvista/001/index.html
(※4) http://lifehacker.com/software/windows-tip/faster-shutdowns-using-the-run-dialog-333384.php

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漁り火

 日本でもエネルギー効率の悪さを理由に、白熱電球の製造販売が近い内に終了されると聞きました。
 「今朝の三輪山」シリーズでも三輪山の手前に見られるように、ここ大和盆地では蒲鉾形のビニールハウスが農地の上にたくさん作られ、野菜や苺などの速成に役立っています。京都ほどではありませんが、盆地特有の気象で冬や夜は冷え込みます。夜の冷え込みに備えて、ビニールハウスでは中に白熱電球を灯し、その熱で暖房をする光景が見られます。
 たくさん集まると、暗闇に白く輝くビニールハウスはもうただのビニールハウスではなくなります。山の上の道路から見下ろすと、陸の漁り火のようです。
 昨今の環境への取り組みから、エネルギー効率を求めるのは無理もないことですが、あの光景がなくなるのは寂しい気がします。製造販売を止めるのは、販売量が激減し高付加価値の商品に移行したからではなく、エネルギー効率が理由なのが、せめてもの救いです。

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