タイヤメーカーが競って開発をするパンクしないタイヤ(※1)が面白いですね。なにせ空気を使わないのですから、パンクのしようがありません。
自転車レースを見ると、レース途中でパンクし、他のチームメンバーの車輪と取り替えたり、サポート車を待って自転車を取り替えたりするシーンが見られますが、パンクがなくなるとこんなタイムロスは防げます。
映像で見ると、ゴムやバネで乗り心地を良くし、自転車のスポークのように引っ張り強さで自重を支える仕組みのようです。映像の一つでは重機に装着されているのですから、耐久性は別として自重を支える強度は保証できるようです。
ただ高速回転するタイヤでこの構造で大丈夫なのか、疑問が残ります。タイヤメーカーとしては、数の多い自動車がターゲットでしょうから、それに向かっての実現も間近かもしれません。古くからある機構を取り入れる新しい発想が、面白いです。どう進歩するか楽しみです。
(※1) http://www.lifehacker.jp/2014/11/141124giz_tire.html