手作りにも良いことがありました

 ホームページをプロの手を借りず独自に手作りすると、デザインは洗練されませんが良いこともあります。
 その一つは誰もが考えるコストがかからないことです。サイトを見かねてか、よく制作会社とおぼしきところから改善しませんかとのメールが届きます。料金体系は手を加えるごとにおいくらか、月々いくら、またはその両方です。興味がありませんので価格は問いませんが、それを生業にしているのですからそこそこの価格でしょう。
 元々家族で制作を始めたのは、「二次的な経費はできるだけ削減し、その分を商品の品質向上に廻せ」を心得として代々受け継がれてきているからです。
 もう一つ良いことがありました。プログラムが少しかじれたことです。買い物かごのcgiの元のperl、動きを加えたりのjavascript、wordpressなどで使われているphpなどです。おかげで主に担当の娘は現在、プログラムが絡む仕事に就いています。
 私はほんの初心者ですが、今人気のpythonにも興味を持ったりして、perlとともに仕事の手間削減に利用し初めています。娘のように本当にやろうとすれば一から学ばねばならないのでしょうが、いろんなサンプルプログラムが紹介されていますから、それを少しアレンジすることで生かせます。
 ホームページ関連で一つ例をあげると、会員登録をして頂いている方にはお買い上げ金額に応じポイントを差し上げ、一定ポイントが貯まると次回のお買い上げでポイントに応じた値引きをさせて頂いています。ログインをして頂くと現在のポイントと今までの発送履歴がご覧いただけるようにしています。ですのでお買い上げごとにそのデータの更新が必要で、その度にftpソフトでサーバーに接続し一つ一つデータをアップするのは手間です。その手間を一つのperlプログラムが済ませてくれています。

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