『三輪』で生まれた素麺、三輪素麺(三輪そうめん)。
ここ『三輪』は、日本に於ける手延素麺の発祥の地。現在日本各地に素麺産地は数あれど、それらはすべてこの三輪の地がルーツとなっています。三輪素麺が有名なゆえんです。この地には1300年ちかく受け継がれた伝統があり、その伝統は多くの小さな家内産業によって支えられ、次の代へと受け継がれています。
伝統と永く脈々と受け継がれてきていることには、計り知れない奥深さがあります。私共はその伝統の奥深さを一本一本の細い麺に込めて、あなた様や先様にお届けします。
六月といえばどうしても梅雨空が頭に浮かび、蒸し暑くジメジメして気分が沈みがちですが、手延べそうめんには熟成の条件に合うこの季節は欠かせません。この時期を二度越した麺を古(ひね)と呼び、十分に熟成した腰の強い麺を皆様にお届けしています。