手軽さへの慣れ

 コロナ対策で手洗いの回数が増えました。
 ところで、洗剤であなたは液体派でしょうか、それとも固体派でしょうか。自他共に「昔人間」と認める私は、断然固体派です。ノズルから出る泡を手に付けてこすり合うだけではどうも頼りなく、やっぱりごしごしこすって細かい泡を出し、それで手のしわの中にまで入れ込む感じがないと、どうも洗った気がしません。
 ところが世の中液体ばかり。変な臭いの付いた高級石鹸以外、固形石けんが見当たりません。
 取引業者さんの一社がお中元に毎年石けんを贈ってくださいます。ところがこのところずっと箱の中にあるのは液体の石けんです。世の中手軽さに慣れてしまうともう後には戻れないようで、メーカーは売れ筋の商品に力を入れます。
 ドラマでドクターが手術室に入る前、固形石けんで手のいたる所をごしごし、ごしごし、これでもかと入念に洗う場面が映ります。それを見ているとそこまでしないと細菌は落とせないのかと思ってしまいます。
 手軽さに慣れ、ちょいちょいでは本来の意図を満たしていないのではないかと思うのですが、如何でしょう。

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縁の薄れは残念です

 会社勤めの頃の上司の妹さんから、注文の電話をいただきました。その際に元上司が昨年亡くなったことを、打ち明けてくださいました。元上司とは最近は年賀状だけのお付き合いで、毎年少し遅れて返事の賀状をいただいていましたが、今年はそれがなく、加減でも悪いのかとは思っていました。
 妹さんも驚いておられましたが、死因は白血病とのこと。入社から定年まで、いや定年後も放射性同位元素にからむ仕事をされていましたから、それが要因じゃないかと、「今頃になって出るなんて」との妹さんの驚きです。
 放射性同位元素を扱う上では安全第一で、常に被曝線量を測定するフィルムバッジは付けていますし、3ヶ月毎に健康診断と血液検査を欠かさず行います。ですがわずかな被曝量であってもその集積については、まだまだ分からない点があり、先日私が病院で度重なるCT検査に異議を唱えたのも、そんな懸念が頭を過ぎったからです。
 
 それにしても、私が会社を途中退社したとはいえ、その後も上司や同僚と賀状のやり取りをしているのに、上司の死の連絡をいただけなかったのはなぜでしょう。年々縁が薄れていくのは残念です。

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医療被曝

 先日病院で診察をしていただいた時の続き話です。
 掛かり付けのお医者様の紹介で受診4度目、胸部X線撮影の後、内科の先生に「良くなってきています。癌の懸念は薄いですね。今後は掛かり付け医さんで診てもらうようにしましょう。」とありがたい言葉をいただきました。
 元々紹介をいただいたのは別の科の医師ですので、そちらへも出向くと、「CT検査を受けて頂けますか」と言われます。内科の先生にお墨付きをいただいていますし、既に今年CT検査を2回、X線撮影は4回受けていることもあって被爆が心配で、辞めたいと申し出ました。
 先生の内診に当たって、会社勤めの頃放射線に絡む仕事をしていたので被爆にはちょっと神経質なんですと、申し開きをさせていただきました。
 「年に何回くらいのCT検査ならば大丈夫なのでしょうか」との私の質問に「最近の装置は進歩していますからね」とはっきりした数値はお知らせ頂けません。
 後日ネットでみると、胸部CT検査一回で5~6ミリシーベルト、250ミリシーベルト以下だと臨床症状はほとんど認められない、とあります。ネットの情報に頼るのは問題ですし、症状に出なくとも骨への影響が気になります。医療行為ですから被爆は認められているとはいえ、病院としての基準はあってしかるべきではないか、と思います。

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祈り

 以前、朝日新聞の「折々のことば」欄に、「神という字は『ネコ+1』」、「犬という字は『人ー、』」という記事がありました。それをもじったのかかどうか「コロナが集まると『君』になる。次は君の番かも知れない、気をつけよう」なんて言葉を目にしました。

 ここ関西では緊急事態宣言が解除されましたが、2波、3波到来の警鐘もあり、まだまだ気が休まりません。
 一刻も早く終息して、「あんな冗談めかしで気を紛らわせていたなぁ」と心穏やかに笑える日が来ることを祈るばかりです。

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災い転じて福

 新型コロナ禍のもとテレワークが進む中で、最近のテレビ放送も変更を余儀なくされています。毎日曜観ている「笑点」も一般視聴者を入れずスタッフや小道具さん達だけを相手とする無観客ですし、過去の作品を再度持ち出す番組作りです。ドラマもスタッフや俳優を集めて新規に撮影するのが「3密」で難しくなり、過去のドラマや映画の再放送が増えてきています。
 多くの番組が制作手法として使っているコメンテイターを何人か集め、彼らのコメントのつなぎで放送時間を埋める番組も、スタジオではコメンテイターの座る間隔を空け、入りきれないコメンテイターはテレビ電話形式の出演です。
 これらを観ていて思うのは、特に評判の良いものを取り上げているのでしょうが、過去のドラマの方が作りも良く面白いこと。「5G」の幕開けといえど、途中で映像が切れたりして通信回線がお粗末なことです。
 テレワークの手法は、この機に応じてプログラムの不備も洗い出され一気に進んできていると聞きます。テレビ番組作りも、マンネリに浸っていたことから今回の事を踏まえ、別の様相へと進化していってもらいたいものです。災い転じて福と成せ です。

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活力

 今年のエイプリルフールは、やはり自粛ムードだったようです。逆に「こんな時だから笑いで活力を得よう」と頑張ったサイトもありました。ただ Gigazine の特集記事(※1)で見る限り、インパクトは乏しかったと感じます。
 トヨタさんから「新型コロナ」が人々を救う なんてぇのを期待したのですが、これでは気力・活力、もらえそうにありません。ペンギンが空を飛ぶまでにはもうしばらくかかりそうです。

(※1) https://gigazine.net/news/20200401-aprilfool/

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華氏

 温度の単位に °F と °C があるのはどなたもご存じです。もちろん私も知ってはいますが、華氏は全く使いませんので、32°F = 0°C と相互の換算になにやら式があったなぁとしか覚えていません。ところが先日 -40°F = -40°C の式を見て、同じ数値の温度があるんだと°F にちょっと感心を持ちました。
 考えてみるとどちらも直線目盛りで、お互い平行でなければどこかで交わるので同じ数値になってもおかしくありませんが、更にと Wikipedia(※1)を覗くと、°F 発祥のいきさつが書かれています。それによると
ファーレンハイトは最初、彼が測ることのできた最も低い室外の温度を0度、彼自身の体温を100度としようとし、その間を12等分、更に8等分したとあります。
いかにも生活に密着した発想で、温度の事ですから人の温かみを感じ、これからは華氏で呼ぼうかなと思ったりしますが、一々 F=Cx9÷5+32 と計算するのは面倒でしょうね。

(※1) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%AF%E6%B0%8F

全体像

 繰り返しなので「耳にたこ」でしょうが、このホームページは私達の手作りです。デザイン性やSEOは業者に依頼することに比べかなり落ちますが、「かかる費用はできるだけ商品に回す」が家訓ですので、それを守っています。
 手作りといっても、今は随分楽になりました。お気づきのようにこのブログには WordPress を使っていますし、本体のレスポンシブ化には Bootstrap を使っています。緻密なシステムが無料で公開されていて、あとは項目を当てはめていくだけの手軽さです。
 そのせいでしょうか、先日このブログで写真の配置が思うようにいかないことがありました。CSS の知識が全く抜けてしまっています。ネットには解説記事がどれを参考にすれば良いか迷うほど溢れていますので調べるのですが、これではいけないと、以前買った CSS3 の本を引っ張り出してきて今再度読み始めています。
 検索で見つかるネットの情報は、すぐにそれに行き着くよう、そのポイントだけを述べているのがほとんどです。それと違って解説本では、まずは全体像です。この全体像を掴んでいるか否かがいかに大事か、先日のつまづきで思い知らされました。
 今も暇な時間に読み続けています。この手の本はすぐに眠くなってしまうのが難です。元に戻っての読み返しで、いつ最後まで読み終えて真の全体像が掴めるか、ちょっと心配です。 

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予想大外れ

 昨日は3月1日、日曜日、我が家の月初めの日曜日の行事、お墓参りの日です。ご先祖あっての現在の我々ですから、ご先祖への想いは子供達の教育にも良いと始めて、毎年、毎月ずっと続けています。
 昨日はたまたま、毎月毎月お参りの車で渋滞する大神神社の一日祭と重なっています。
 新型コロナウィルスの脅威で、人が集まるテーマパークが休園になったり、大きな催しが無観客対応になったりと、なるべく人混みを避けようとする時期なので、信心をする方達の多い神社の行事とはいえ少なからず影響があり、車も少ないだろうと思っていました。
 ところが出かけてみると、大神神社の駐車場は車でいっぱいです。予想は大外れ。
 幸い今のところ奈良県での感染者は、例の中国からの観光客を乗せた観光バスの運転手一人だけですので、安全とみられているのかもしれませんが、お一日には他府県からも人が集まりますので、そうだとは言い切れません。やはり信心の強さからきているのでしょう。神の力は偉大です。

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消えゆく情景

 またまたこの地ならではの情景がなくなります。新聞記事に依ると、来る3月13日で三重県松阪と大阪上本町とを結ぶ「鮮魚列車」がなくなるとのこと。
 この地ではJRもありますが、近畿日本鉄道が主たる私達の足です。かつてホームで電車を待っていると見慣れた車両ながらなにか様子が違う列車が入ってきます。時間調整なのか停車はしますがドアは開きません。中を覗くと両窓際のシートにおじさん、おばさん達が寝っ転がっています。側には肩に掛ける幅広の紐がついた金属製の四角い箱が時には二段積みで置いてあります。後で知ったのですが、これが「鮮魚列車」だったのです。三重県の伊勢・志摩エリアでとれた魚介類をその朝大阪まで運び売りさばく行商人専用の列車です。
 1963年に始まったとのことですからそこそこ長い歴史です。専用列車を仕立てるのですから当時は数多くの行商人がおられたのでしょう。今はトラック輸送の時代、大量に輸送し遠く離れた地域でも鮮魚を売りにするお店も増えましたから、行商人も減り廃止もやむを得ないところです。でも知らない人に見せて「この電車一体何?」と驚く顔が見られないのは残念です。

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