ねつたいさく

 パソコンは熱くなります。特に夏場ともなれば、一段と熱を帯びるようになります。
DELLのデスクトップは熱暴走が原因と思われるハードディスククラッシュを起こして以来、
余剰スペースを十分確保しました。A4ノートは吸気口と排気口を掃除してやって、
下駄をかませて底面排熱を良くしてやりましたのでとりあえずはOK。
 一番気を使わなくてはいけないのは、librettoです。
当然のことながら、小さければ小さいほど排熱効率は悪くなります。この条件でハードディスクの温度がDELLのノートよりも低く抑えられているのは熱設計がいいということですが、排気口から絶えず熱風が流れ、キーボードまで温かくなってくるのはよろしくありません。
まず、第一の熱対策として、吸熱シートを通販で購入しました。
librettoにちょうど合うようなサイズのシートがなかなか見つからなかったのですが、
A4の折りたたみ型というのがありましたので、折りたたんだ状態で使っています。
吸熱シートですから吸熱しきってしまえばもう役にはたたないものですが、特にバッテリーで運用しているときなどファンの回転を抑えることができて便利です。
もうひとつの対策として、これはメモリ増設したから行えるのですが、
Notebook Hardware ControlというCPU制御のプログラムを常駐させています。
Let’s noteのユーザーグループのサイトで知ったのですが、効果はあります。
 もともとPentium Mはクロック可変、電圧可変のCPUでして、発熱量は電圧の二乗に比例するので動作電圧を1割下げると発熱量は19%下がることになります。
動作電圧を下げるということはマージンを削るという行為なのですが、
Let’s note R3とlibretto U100はCPU、チップセットともに同じパーツを使用していますので運用実績を参考にさせて頂いて設定しました。
これでハングアップのリスクは最小になったはずです。
 今年の夏はこれで乗り切ろうと考えています。
これでだめなら、外付けファンでも増設しますか。

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