このブログでも取り上げたドライブレコーダーですが、国土交通省がタクシー業界について調べたところ、取り付けをしている会社では事故の発生比率が平均約2割下がり、事故抑止効果があることが裏付けられたといいます。全車に取り付けている会社では、人身事故が半減したとのことです。
取り付けているタクシーはまだ16%ですが、会社では安全意識の向上や、事故処理の迅速性など、価格と対比して「期待以上」「期待通り」の反応が9割に達したそうで、関連組合は導入に向けての補助の検討に入っています。
私が思うには、タクシーに限らず一般車、特に新車には取り付けを義務づけてはどうでしょう。どうしても価格がネックになるのですが、それに対しては今事故の検証等にかかる警察の手間と費用、あるいは保険会社が独自に行う調査費用、裁判沙汰になったときの費用など、節約される費用を補助に充てればと思うのですがいかがでしょう。数が増えれば当然コストも下がるでしょう。それに何より安全意識の向上で事故件数が減るのが最大のメリットと思うのですが。