全英オープンゴルフ

 今年の全英オープンゴルフはまたもやタイガーウッズでした。結果が判ってから録画したビデオを見るのはいささかつまらないのですが、それでも見るべきところはふんだんです。
 水辺の砂地と内陸とをリンクする英国独特のリンクス、今年はRoyal Liverpool。画で見るとさながら荒れ地の様、フェアウェイはうねりティーショットの落下位置とグリーン周りにはいずれも高い壁のバンカーが待ちかまえています。距離がやや短いとあってタイガーはドライバーを使わず、スプーンと2アイアンでのティーショット。当然距離が残り、同伴競技者より先にセカンドショットを打つ珍しい光景ばかりですが、ロングアイアンが正確で見事にグリーンをとらえてきます。
 見ている方としては豪快なドライバーショット、たまにミスをして曲げてしまったラフからのリカバリーショット、バンカーショットのドラマ等を期待するのですが、こうもバンカーを避けて堅実にスコアメイクをされると、味気なく感じなくもありません。
 下手な私などはラウンドで一度でも会心のドライバーショットがでればその日はそれで満足なのですが、次元の違う話です。でも選手の力量並びに用具の性能とコース設定がちぐはぐになってきていることで、ますますプロは飛ばないボールを使用しようという論議が盛んになることでしょう。

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