ディーゼル車

 なじみのお客さんが新しい車で店にお見えになりました。「車、買い換えられたんですか?」 「ディーゼル車が規制になりましてね。5ナンバーでも新車から7年しか乗れないから、しょうがなく。」
 石原東京都知事の一声から、各都道府県にディーゼル車規制の波が広がっています。ディーゼル車が排出する粒子状物質の排出基準を厳しくして、気管器系の傷害を減らすのが主たる眼目ですが、基準が厳しく結果としてディーゼル車を排除することとなっています。
 この取り組みには一方で疑問を呈する人もいます。ヨーロッパでは、日本の基準は満たさないものの、ヨーロッパ基準は十分クリヤするまでにエンジンの改良が進み、二酸化炭素の排出量がガソリン車に比べ少ないことと、粘りのあるトルク、そしてなにより燃費の良さで、乗用車の50%近くがディーゼル車であるのがその論拠です。二酸化炭素の排出は温暖化に対し地球規模の問題ですから、日本の規制は厳しすぎバランス配慮が足りないとしています。
 このような取り組みは広範囲でないと意味がありませんから、各府県に広がりをみせているのはいいことなのかもしれません。この意味では日本のメーカーが日本では全く売れないディーゼル乗用車をせっせとヨーロッパで販売しているのは、外から見れば奇異な感じでしょう。規制をされていないこの奈良県に住んでいてありがたいと、ディーゼル車に乗っている私も同類ではあるのですが。

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