ソニーが、ゲーム機PS3の発売を、当初予定のこの春から11月に延期をするというニュースには、この手のゲームには何の興味もない私はまるで関心がなかったのですが、その理由が次世代DVDで東芝陣営のかかげるHD-DVDに対向するBlue-ray方式にあると聞いて、俄然興味が湧いてきました。
コピーガードでまだ調整が取れていないと報道されていますが、価格面や他の問題もあるのではと勘ぐります。ニュースによると、東芝はこの3月に$499で投入するのに対し、ソニーの遅れでBlue-ray陣営として初めて5月に発売されるサムソンが$999。あの巨大マイクロソフトがX-BOXでソニーと相争っていることを絡めて、Blue-ray陣営は分が悪いとする批評家も出てきています。映像ソフトを貯蔵する会社の支持は、両陣営拮抗していますが、どちらに転んでも損のないようにとの配慮も伺えます。
専門的なことはわかりません。機能面で良いと思っても、βがVHSに破れたように、消費者がどちらを多く使うかで決まってしまう世界です。まあ、DVDはおろか、CDにもデータを焼いた経験がなく、もっぱらMOの私には「人の喧嘩は大きいほど面白い」状態にかわりはありません。