ぶりっじばんざい

 答え(3月4日分)
 

  5 4 2      それぞれのスートにルーザーが一枚ずつ、計4枚のルーザーがありますので、ルーザーを一枚減らさねばなりません。思いつくのはスペードのフィネスですが、ダミーへのエントリーは一つしかなく、スペードの別れが2-2で、EにKがある場合しか成功しません。
 ここでは確率の点から考えて、Kでオープニングリードを取り、切り札Kがシングルトンであれば問題解決ですのでスペードAを取った後、クラブAを取り、クラブJでKを追い出します。再びリードが入れば、ダイヤAでダミーに入り、クラブQでルーザーの一つを消すことができます。これが失敗するのは、クラブの別れが6-2かそれ以下のとき、ハートの別れが6-1かそれ以下のときですが、確率はそれぞれ8.6%、3.4%ですので、EがダブルトンKでない確率79.6%よりはるかに有利です。
A 8 4
9 6 5 3
Q 6 2
K 8 7 N 9
Q J T 3
W E  
9 6 2
T 7 2 K Q J 8
K 9 5 S T 8 7 4 3
A Q J T 6 3
K 7 5
A 4
A J