カーリング

 旅行記を書いている内に、トリノオリンピックが終わってしまいました。不振の日本選手団のなかで、荒川静香さんが唯一のメダル、しかも金。号外も出て日本中が大いに湧きました。
 不振の中で視聴者の興味を引いたのは、カーリングではないでしょうか。日本女子がカナダに勝ったときの喜びよう、さもありなん、カナダでは国民的なスポーツなのですね。投げるコース、力加減、ビリヤードに似ています。しかしあの独特なスウィーピング。平らと思っていた氷の表面には実はペブルと呼ばれるつぶつぶが付いていて、スウィープによって溶けることで薄い水の膜ができ、3mも距離が変わるそうですし、ストーンの進み方が曲がったりします。
 興味を持たせたのは、技術もさることながら、作戦の面白さでしょう。後で投げるのが圧倒的に有利なので、先に投げる方はいかにその有利性を阻害するかが注目です。得点のルールも面白いです。投げ終わって、円(ハウスと呼ぶそうですが)の中心に近いストーンのチームだけが得点するのですね。その得点も相手の最も中心に近いストーンの内側にいくつあるか。一エンドに3点以上も点が入るのは、力が拮抗していると余程のことです。
 ただ惜しむらくは、各チーム4人づつ、一エンド各2投で計16ストーン、それを10エンド。一試合2時間半以上。例え夜中でなくとも、なかなかこれにはつき合えません。

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