蒲田の思い出

 7月から蒲田に常駐して仕事をしてきましたが、それも今日で終わり。契約終了のため、自社に引き揚げる事になりました。なので、蒲田最終日記念。か~ま~た~の、お~も~い~で~(終わってしまったウルルン調)。ぱふぱふー。
 蒲田に来て驚いたのが、地元に元気がある街だなぁということ。JRグループ、東急グループと立派な駅ビルが2つもあるのに、駅を出て目の前にあるアーケード商店街こそが街の中心。その集客力は、駅を出たほとんどの人が吸い込まれているんじゃないかと思うほどです。庶民の味方で値段が安く、蒲田にスーパーの姿は見えません。そのくらい、すごい。本屋さん、家具屋さん、八百屋さん、電気屋さん、呉服屋さんと昔ながらのお店がたくさんあって、歩いているだけで楽しい商店街です。
 昼間も人が普通に大勢歩いているので、一度、私は会社から駅に向かい、自社の先輩が駅から来るので途中で会えますね、って言っていたのに、2人ともお互いを見つけられずに端まで行って、あれ?と笑って引き返してきた経験があります。
 飲食店も豊富で、他のメンバーがいた時に一緒にお昼を食べに行きました。お気に入りの喫茶店では、食後にサイフォンで淹れたコーヒーを目の前で直接、氷をぎっしり詰めたグラスに注いでもらってできるアイスコーヒーをいただくのが、ささやかな楽しみでした。
 そんな蒲田ライフも今日までです。仕事でなければ来ることはなかった街だと思うと、不思議な感慨を覚えます。またいつか、この街に降りる日が来るでしょうか。その時には、是非もう一度アイスコーヒーをいただきましょう。

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