冷凍餃子の薬物混入事件はさらに別の有機リン系の殺虫剤成分が検出されて、
よりいっそう不安と混迷の度合いを深めていっています。
加工食品の日本の輸入量を考えても全数検査ができるはずもなく、
輸入商社も販売者もコスト増に繋がる自主検査をお互いに押し付ける格好になっています。
安全のためにはコストがかかるのはやむをえないとしながらも、
このご時勢、少しでも安い商品に人気があつまる風潮がありますからなおさらです。
この冷凍餃子と同等のものを全て国産の材料で作るという試算がありました。
日本で作るとトータルで約5倍のコストがかかる計算になるそうです。
まあ、これは現実的に無理な話ですが、
安全、安心を確保するほど価格が上がるのは仕方のないことで、
無理なコストダウンは昔にあった賞味期限改ざんのようにろくなことにはなりません。
あとは買う側で多少高くても安心なものを買うというニーズが高まれば、
きちんとした商品が売れるという正常な循環になるはずです。
今朝の三輪山
雪の日曜日、寒い月曜日に比べると今朝はちょっぴりましです。今日は我々三輪素麺にかかわる者にとっては最大のイベント、「ト定祭」が執り行われます。今年の大神様のお告げはいかほどでしょう。
国産意識
中国産冷凍ギョーザの問題は、新たにメタミドホスの含まれる袋が現れたり、袋に穴の開けられた物が現れたりと、出口が見えにくくなってきています。二つの流通経路の双方で発見されていることから、中国での製造時に混入したとの見方が主流ですが、例によって中国側の捜査ではメタミドホスは一切検出されないとの発表です。当該ギョーザ以外の中国製冷凍食品もスーパーの棚から消える事態に、納入業者も被害甚大ですし、スーパー自体も品揃えに苦慮する何とも情けない日本の食糧事情です。
今回の事件で、国産への意識の高まりが出てきているのが唯一の救いでしょうか。私共のWEBショップは有名店でもありませんので、検索サイトから訪れていただくのがほとんどですが、「国産」という検索語で来ていただく方が随分増えました。さめやすい日本人ですから、どこまでこの傾向が続くのか定かでありませんが、寂しい日本の食糧事情を改善するためにも、この「国産」意識は根底に持ち続けていたいものです。
ぶりっじばんざい
問題です。
K Q 5 2 | ||||||||
J 5 | ||||||||
A K Q | ||||||||
J 8 5 4 | ||||||||
T 8 | N | |||||||
A Q |
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J 8 6 5 2 | ||||||||
K Q T 7 | S | |||||||
N | E | S | W |
1C | Pass | 1H | Pass |
1S | Pass | 3H | Pass |
4H | All Pass |
コントラクトはSの4H、WのあなたはクラブKをオープニングリードします。パートナーからは9、Sからは3が出て1トリック目が取れました。さて次は何をリードしますか?
中国製冷凍ギョーザ
またまた出ました中国加工の食品問題、下痢や嘔吐の症状、子供さんの一人が重体になったほどの殺虫剤の混入ですから事は重大です。これらのニュースに接するたびに不安に思うのは、「可能性は一切ない」とメーカーなり、中国側が主張することです。オリンピックを控え、事が重大なため中国政府も動きを見せているのがせめてもの救いですが、これも結果を見ないと何とも言えません。
検査態勢がその都度問題視されますが、物量からも全数検査は無理ですし、もともとコストを下げんがために中国に依存しているのですから、検査コストを相手側にかぶせようとするのも計り知れます。現に今回もJTフーズは検査をしていなかったと耳にしています。食品、口にするものだから当然安全と思うのはとうの昔、安全にはコストがかかるものとの認識が必要になってきています。
異常を報告している人が400名を越えたそうです。食中毒の症状が食べた直後に出て大きな問題を引き起こしましたが、それはむしろ良かったかも知れません。有害物質が微量で即症状に現れなくてそれがどんどん蓄積され、しきい値を超えた時点で表面化するようなことであれば、もっと深刻な事態で考えただけで怖くなります。