昨日午後に起こったライフル銃による2歳児の死亡事故、ニュースによると「弾は入っていないと思っていた。」 気のゆるみが招いた事故。父親の後悔の念は私には測りしれません。2才と5才といえば、何事にも興味を持つ年頃、十数丁もあれば自然に目に付いているでしょうし、父親は子供達に銃の手入れなどを見せていたかもしれません。事故の部屋を出るときにはその部屋には子供達はいなかったそうですが、もう少し配慮をしていればと悔やんでも悔やみきれないことでしょう。
父親よりも更に気になるのは長男の5歳児です。2歳児が自分でライフル銃を操作して自分の胸を撃つことはできないでしょうから、この長男がいじっているうちに暴発して弟を死に至らしめたのでしょう。5才ともなれば、自分のしたことの認識は十分にあり、記憶にはしっかりと刻まれたと思われます。自分の目の前で弟が血を流して倒れている。自分が銃を撃った。この心の傷はこの子にとって将来癒されることはあるのでしょうか。
誰にでもあるちょっとした気のゆるみ、あらためて気を付けねばと思います。12月に起こった事故はこの一年を全て暗転させていまいます。気を引き締めて新しい年を迎えたいものです。