一日問屋さんの営業マンとお付き合いする機会がありました。彼はその日一日、電話の掛け通しでした。
まずはメーカーに、「スーパー○○で今度チラシが入るんですが、△△の売価が尋常じゃないんですが、周年祭ということでなんとか了解してほしいんですが・・、えぇーえぇーそうなんです、売価ですか? ケース598円なんですが、えぇえぇ、安いのは分かりますが、損を出しての周年祭なんでなんとか・・」 相手の声は聞こえませんが、メーカーは納得できないようです。
今度はスーパーに、「安すぎるってメーカーの了解が得られないんですが・・、えぇ、えぇ、そりゃそうですよね、売価は売り手が決めるのはそうなんですけど、メーカーも他への影響を懸念して・・、あぁ、そうなんですか、もう止まんないですよね・・」
再度メーカーに、「もうチラシができあがってて、明日にも入るんで、止められないんですけど、なんとか・・、えぇえぇ、それは分かるんですが、先日もメーカーが来て商品を引き上げていったことがあって、その後関係が険悪で、ここでまたトラブルは時期的にもまずいんですが・・、ダメですか・・」
スーパーの一つに立ち寄ってチラシを確認した後、またまたメーカーに、「チラシできてました。ただ写真が間違って旧商品になってるんで、それで逃げられんでしょうか・・、うーん、あきませんか、もう止められないですよ、えぇえぇ、なんとか・・」
その後も何度もメーカー担当者に電話、私の聞いた最後は、「ダメですか、悪いんですけど会社に帰って上司に相談しても一回電話します」
NB(ナショナルプランド)は強いですね。メーカーの片割れとしては、羨ましい限りです。
ぶりっじばんざい
問題です。
A K 9 3 | ||||||||
8 4 3 | ||||||||
9 6 2 | ||||||||
J 6 3 | ||||||||
N | Q 8 | |||||||
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K T 9 5 | |||||||
5 4 | ||||||||
S | Q T 7 5 2 | |||||||
市長選挙
財政破綻をした夕張市、「現職の後藤市長が4月の選挙に出馬しない」のニュースを聞いて、前途多難を思えば立候補をする人はいないのでは、と思ったのですが、実に大はずれです。
ニュースによると、説明会には6陣営が参加、ところが市内は1陣営のみで(それも市長が出ないのであれば私が)、他は他府県から。千葉あり青森あり帯広あり、他にも東京、大阪、新潟、愛媛などから選管に照会が来ているそうで、これは一体どう考えれば良いのでしょうか。財政破綻とはいえ市長には給料が支払われるわけですから、ちょっと見には「火事場○○○○」の感もします。それとも冷やかしなのでしょうか。もしそうならばその人達にとっては供託金の100万円など問題ではないのでしょう。
負担増とサービス減を強いられながらも残らざるを得ない市民は、どう感じているのでしょうか。もう投げやりにはなっておれません。短い期間でしょうが、しっかり人物を見極めねばなりますまい。
ソウル旅行記 最終回
バスツアーの最後は南北を結ぶ鉄道の韓国側の北端の駅(都羅山駅 37 53 55.42N 126 42 36.19E )。まだ真新しい立派な駅、ブッシュ大統領も来たとみえて、金大中との写真が飾られサインされた枕木が展示されています。改札口には兵士が二人、列車が動いていることを想定した発着列車時刻の電光表示が現実とのギャップの中で少し空しく感じます。
観光気分だけの我々と違って、韓国の人、特に離散家族を持つ人はどういう感情でこれらの場所に立つのでしょうか。ソウルの中心地、明洞に戻る途中、ガイドはこう話してくれます。「韓国で南北統一を望むのは20%程でしょう。望まない一番の理由は統一がなると経済格差からその後の負担が大きすぎること。これ程の格差のなかったドイツですら西側の負担は大変だったのだから。一方北のほうでは、少しでも動きがあれが権力でつぶされる。少しでも権力のおこぼれに預かっている人は、その権益を失うことを恐れて統一のなることを望まない。」
りすく
昨日の全日空機の胴体着陸は理想的なものでした。
乗客の思ったほど衝撃はなかったというコメントがそれを物語っています。機長GJ。
それはさておき、なぜトラブルの多いボンバルディア機を使い続けているのかというところに昨今の問題があるわけで。
機体価格の安さ、プロペラ機の割りに速度が出せる、適当なサイズ。
国内便として使用する上で、便利であることは間違いないのです。
価格競争によって航空運賃は安価に抑えざるを得ず、
コストのしわ寄せはどこをどう取り繕ったところで安全性に向かうのです。
自動車の交通事故よりも低い確率なのかもしれませんが。
今朝の三輪山
今年は早くも菜の花の便りが届きます。菜の花の咲く頃は「なたねづゆ」の言葉の通りぐずついた天候が続きますが、今朝はどんよりと曇った空です。でも光は確かに変わってきていて、気のせいか村並みが近くに感じられます。
ソウル旅行記 その4
次のバスの停車場所は山の上の展望台(同じくGoogle Earthで 37 54 32.14N 126 42 19.35E )。二人の兵士が我々を迎えてくれます。内一人は実に流暢な日本語です。他の兵士たちも含め腕にはMPの腕章を付けています。兵士の案内で建物の中でまずビデオ。英語、中国語、韓国語、日本語とナレーションごとに見るので、広い階段状の観覧席は我々5人だけ、内容はDMZ(非武装地帯)の向こう側、目の当たりにはできない北側の様子です。国旗のはためく二つの鉄塔、見られることを意識して創られた町、監視塔など。
展望場所にはコイン式(500ウォン)の双眼鏡、あいにく曇り空ですが二つの鉄塔と町がかすかに見えます。テレビでお馴染みの南北の兵士が対峙する場所( 37 57 20.61N 126 40 37.22E )は残念ながら観光客は行くことができません。兵士は「あの方向」と指し示してくれるのですが、確認はできません。カメラ撮影ができるのは黄色の枠線の内、ここからでは向こうの様子はカメラに捉えることはできません。。
ぶりっじばんざい
答え(3月3日分)
Q 2 | ||||||||
A K 8 5 4 | ||||||||
K Q 5 4 | ||||||||
Q 6 | ||||||||
K 9 5 | N | T 8 6 4 | ||||||
6 |
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T 9 | ||||||
J 9 7 | A T 2 | |||||||
A K J 7 4 3 | S | T 9 5 2 | ||||||
A J 7 3 | ||||||||
Q J 7 3 2 | ||||||||
8 6 3 | ||||||||
8 | ||||||||
ソウル旅行記 その3
少し引き返して入場許可手続きが必要とのこと。そこは遊園地になっていて、軍事面での緊張感とは裏腹にかなり観光地化している面が伺えます(Google Earthをお使いの方は検索窓に「 37 53 26.85N 126 44 29.97E 」と入れ検索してみてください。左の川がイムジン川、渡ったのは遊園地の北の橋です。ちなみに「ソウル旅行記 その1」のPARK HYATT ホテルは「 37 30 31.34N 127 03 51.73E 」)。入場券売場でパスポートを提示、定期運行の乗り合いバスでの案内です。料金は5名で41000ウォンとちょっと変な価格。我々と同乗の客は、アメリカ人、中国人、韓国人など総勢30名足らず、日本人は我々だけでした。
バスが先ず向かったのはトンネル( 37 54 59.32N 126 41 56.28E )。表向きは南北統一に向け話し合いをしている間も北朝鮮から堀り進められたトンネル、現在4つが発見されていて、その最大なのが第三トンネル。短いビデオを見た後いよいよトンネルへと進みます。あいにく撮影は禁止。カメラをロッカーに預けヘルメットをかぶり急なスロープを降りていきます。300m程の道のりで地下70mに降りるのですからかなりの傾斜です。
寒いだろうと着込んできたのが裏目、ソウルも今年は暖冬、コートを脱ぎセーターを脱ぎしてトンネルの端に到着です。幅1.5m~2m、高さ1.7m~2m、固そうな地層をくり貫いた見事なトンネルです。韓国側から境界線までトンネルの中を歩くのですが、所どころにドリルで空けられた穴の後が見られます。約400m、境界線の所で鉄条網が置かれ、鉄製の扉で閉鎖されていますが、そのすき間から向こうの灯りが見えます。
帰路は試練です。若い人でないととてもじゃなく、私の年齢が上限ではないでしょうか。見えているのに遠い遠い出口にたどり着いたときには、ハンカチはびっしょり、横に有料のトロッコがあると聞いたのは後の祭りでした。
ソウル旅行記 その2
何度も来ているのに今まで観光をしたことがありません。今回は希望者5名で板門店へと向かいます。5名にはちょっと狭い車、ちょっと聞き取りにくい日本語を話すガイドドライバー、昨日、2・3社に電話をして受け答え、価格の面で良さそうな人を選んでくれました。価格は1日15万ウォン、今レートがウォン高ですから、2万円ほどでしょうか。
漢江沿いをひたすら北上します。新しく作られた道で「自由路」と呼ばれ、南北宥和政策の一つの現れでしょう。土曜日、休日とあって空いている4車線道路、車の速度はどんどん上がりますが、昨日来の雨上がりで次第にガスが濃くなり50m先が見えなくなってきます。この分では北朝鮮をこの目にするのは難しい状況です。道の両側には韓国国旗がはためいていて、理由を聞くと3月1日が独立記念日、日本への反感が今より一層強かった頃には、この一週間は日本の旅行社はツアー企画を避けたそうです。
歌にもあるイムジン川沿いになった頃に道路は2車線に減り、その川を渡ると板門店はすぐそこ。まっすぐ伸びる道にはバリケードがされ、その横の脇道に自動小銃を背負った兵士4・5人が検問するゲートがあります。ガイドの予想通り、事前に通行許可をもらっていないとこの車では先に進めません。ガイドが兵士に案内を請うている間、軍関係の車でしょうか、兵士達が敬礼をしてその車を通しています。