調査会社のIDC Japanに依ると、2005年第3四半期(7~9月)の国内携帯電話端末市場に関する調査の結果、端末メーカーの出荷台数シェアでは前期トップのパナソニック モバイルコミュニケーションズを蹴落として、3位だったシャープが首位となったそうです。
メーカーを名指しするのは良くないかもしれませんが、シェアNo.1になったからこそ、そのシャープに一言申したいことがあります。私と家内の携帯電話はシャープのちょっと古い機種、802SH、使い始めてしばらくの頃、どうキーを操作した後かは覚えていませんが、突然画面が真っ黒に、もう何も反応しなくなりました。販売店に持ち込んだ所、シャープから返ってきた答えは、「異常はありません。」
使用頻度の少ない私は、その後もう一回、常時使用の家内はその後も何度か同現象を経験しています。電池を抜き取りもう一度入れ直せば復旧するということを知りましたので、そのまま使用を続けています。
携帯電話業界ではめまぐるしく新機種が発売されます。(前述の調査報告がこの3月と遅いのも、それが要因でしょう。)携帯電話用のソフトを開発しているところは、納期に追われて大変だとの話も聞きます。次から次へと新機種の投入を迫られる業態では、設計ミスも起こりやすくプログラムのバグも出やすくなるのは必定です。問題はそれへの対応です。「異常はありません。」の一言では、シェアーNo.1の名誉が泣きます。電気器具でおかしな現象が起こったとき、「電気は嘘つかない。」が私の口癖です。