盛夏、この時期になると仕事帰りの午後七時過ぎ、庭の草木への水やりが日課です。朝夕人が水やりをしているのを見かけると涼しげで良いものですが、自分が毎日やるとなると以外に大変です。蚊への餌やりを避けるため、例によって両腰に蚊取り線香の入った容器をぶら下げ通称二丁蚊取りの出で立ち。この水で庭の草がまた育つのかと思いながらのしばしの汗かきです。
夕立! 良い響き。「今日は水やりをしなくてよい」が真っ先の実感です。台風の到来もそこそこの雨をもたらしてくれるので良いのですが、直撃はままなりません。今7号、8号、9号と三つの台風が揃い組、内7号は紀伊半島直撃の気配です。
台風は海水温が27℃で発生、例年はフィリピンの緯度辺りがそうなのですが、地球の温暖化を受けて日本近海までがその温度をクリヤしているため、発生域が広く複数個の同時発生が起こっているとのこと。
地球の温暖化は何かにつけ弊害をもたらしています。今後は益々台風の発生がふえてそれに伴う被害増加が予想されます。耐震偽装が問題となり、逆に耐震性を売りにした住宅がもてはやされましたが、今後は耐台風性をセールスポイントとした住宅が幅を利かせるかも知れません。
御中元商戦
百貨店から早々と今年の御中元商戦の結果が発表されました。不況に陥って以来、会社では虚礼廃止が叫ばれ、贈る件数が減るとともに、かつて1万円の品をお贈りしたところへは8千円の品、5千円のところへは4千円と金額でも下がることで、年々売上げが下降の一途をたどっていましたが、今夏は下げ止まりの現象が見られたとのことです。
「三輪素麺」という御中元商材を作っている身としては誠に喜ばしいことですが、考えてみれば本来の贈答のあり方に戻ったということでしょう。バブル期にはとにかく相手に好印象を与えようとバンバン贈り物をし、高額商品も飛ぶように出たのですが、本来贈り物とはお世話になった方への気持ちとして、自分の身の丈の範囲で、自分自身が納得する品を、相手に喜んでいただける品を選び贈ることでしょう。今まで他の気持ちで贈られてきたものは減ってきても当然の成り行きと思われます。
只残念なのは今も売り手側の意向を反映した商品の多いことです。作っていて分かるのですが、3千円の定価が付いていても、「これはとても3千円もしないだろう」と感じる商品の多いこと。頭から何割引として販売する売り手側の意向なのですが、それがまかり通る現状が残念です。
御中元、御歳暮は日本人の文化として、本来の贈り物の心を持って生き続けるでしょう。メーカーとしては先様に喜んでいただける商品作りをするよう、あらためて戒めねばなりません。。
ぶりっじばんざい
問題です。
J 5 2 | ||||||||
8 6 2 | ||||||||
K J | ||||||||
A Q 9 8 2 | ||||||||
K 8 7 | N | |||||||
K Q T 9 5 |
|
|||||||
9 5 3 | ||||||||
6 4 | S | |||||||
S | W | N | E |
1D | Pass | 2C | Pass |
2NT | Pass | 3NT | All Pass |
ディフェンスです。Sの3NTに対し、WのあなたはハートKをリードしました。ダミーからは2、パートナーからは4、SからはJがプレーされました。さてあなたは次に何をリードしますか?
?マーク
イスラエルとヒズボラの紛争は両者一歩も譲らず、泥沼化の様相です。先の北朝鮮のミサイル問題では中国が拒否権をちらつかせ、今回の国連施設が爆撃されたことに対するイスラエルへの非難決議では、アメリカが拒否権を発動し決議は見送りとなりました。
国益のあからさまな対立で、国連はある時は隠れ蓑となり、ある時は後押し機関となる、もはや各国が平和を願っているのだとのスタンスを示す機関に過ぎない感じさえします。
今回の問題ではアメリカの国益はおろか、議員一人一人の益をも反映しているようです。ユダヤマネーはアメリカ経済に深く食い込み、多くの議員はそれらの組織からの献金が見込めなくなると当選もおぼつかなくなるのですから、あからさまにイスラエルを避難する議員が少ないのはやむを得ません。
そんな状況でも日本は国連安保理の常任理事国入りを目指しています。常任理事国入りがそんなに価値のあることなのでしょうか、うまく乗せられて分担金ばかりが増えてしまった轍をまたしても踏むつもりでしょうか。私には?です。
新チャンピオン! 亀田興毅!
今朝の多くのブログには「亀田興毅」の名が踊っていることでしょう。今までボクシングとは無縁だった若い女性達が横浜アリーナに押し掛け、多くの人がテレビ観戦。大きなイベントの張れる若者の登場に驚喜、期待をしたのです。
しかしかねてからの大言とその大きな期待とは裏腹に、初回にダウンをきし、立ち直ったもののランダエタを苦しめるまでには至らず、終盤はクリンチでどうにか攻撃をかわす戦いぶりを観て、私の他にも「これは負けたな」とお思いになった方は多かったことでしょう。解説者でさえ最後は負けを感じたのか、「よく頑張った」と健闘を讃えるコメントをしていたくらいです。
今朝の朝日新聞スポーツ欄、竹園隆浩氏のコメントが印象的です。『興行権を持つジム側が一切を取り仕切るシステムがホームタウンディシジョンを生む。関係者が世界戦を「筋書きのあるドラマ」にしてしまったために、19歳は重い十字架を背負わされた。』
てきせいかかく
UMD-Videoという規格をご存知でしょうか。
PSP専用の動画ソフトです。DVDの小さい版というところでしょうか。ウリは、携帯用の小型DVDよりもPSPの方が小さいので持ち運びが楽ですよ。どこでも映画を見ることができますよというものでした。
私はPSP購入当初に東京まで遊びに行った際、バイオハザードを行きの新幹線で見たら、あまりの快適さにバイオハザード2を買って帰りの新幹線で見たという経験があります。
確かに快適なこのUMD-Videoですが、売れてないそうです。
まずは価格の問題。セルビデオの標準価格といえばそうなのかもしれませんが、1本あたり3000円~4000円、物によっては6000円という価格帯はあまりに高すぎます。
PSP専用ということは裏を返せば小さい画面でしか見れないということです。ディスク容量の関係で特典映像もDVD版に比べて少なくなるかカットされています。残念ながらDVDと同じ価格の価値はありません。
もう1つはPSPでの動画再生はメモリスティックからもできるということです。それなりの手間はかかりますが、パソコンがあれば再生用のファイルを作ることができます。
テレビパソコンを使っている人なら、録画したデータをPSPで見ることができますし、セルDVDをばんばか買うような動画マニアならリッピング&エンコードしてPSP動画を楽しむことでしょう。
UMD-Videoが売れないはずです。私自身、買ったのは前述の2本だけでした。
最近、980円の廉価版が再リリースという形で発売されましたので、家電量販店で15%引きの832円で取り寄せ&まとめ買いを敢行しました。レンタルが1本300円前後、動画作成の労力を天秤にかけてもまあ、買ってもいいかなと思うラインとして、だいたいこのくらいが適正価格ではないでしょうか。
ただ、今までの低迷でUMD-Videoの置いてある店舗自体が少なくなってしまいました。
私も下調べをした上で取り寄せてもらっての話です。
新幹線でPSPをレンタルするというサービスが試験的に開始されるそうですし(グリーン車のみですが)UMD-Videoが車内で購入orレンタルできるようになるといいかもしれません。
闊達な判決
最近の裁判の判決は、以前は横並びの感を受けたのに対し、随分と変わってきたように感じます。
昨日の「藤井元総裁の提訴は筋違い」とはねつけた裁判記事はお読みになりましたでしょうか。三年前ですからもうお忘れかも知れません。道路公団民営化論議の最中、当時の藤井総裁は「債務超過ではない」と明言していたのに対し、債務超過を示す財務諸表が現れ、「知らない」「正式でない」など歯切れが悪く、国会でもその都度答弁が変わり、民営化推進委員会の席でもつっこまれて途中退席するなどで、当時の石原国土交通大臣に解任を言い渡されたのです。
火を付けたのが文芸春秋。道路公団西国副支社長の「藤井総裁の嘘と専横を暴く」内部告発記事です。更に翌、翌々月も内部有志による「国会答弁がおかしい」等の記事が連載されたのです。元総裁は文芸春秋を告発しその判決が昨日のニュースなのですが、裁判長は「この記事のような真剣な議論には言論をもって反論すべき」と述べ、表現が人身攻撃だとの元総裁側の主張についても、「多少の攻撃的表現が損害賠償の対象になると言論が萎縮し、民主政治が機能しなくなる」と退けたそうです。
マスコミが民衆を洗脳しすぎると元総裁を養護する意見もありますが、テレビニュースなどで元総裁の振る舞いを見ている限りでは、非情にわかりやすい判決との思いがします。不当解任との訴えもしていますが、こちらの判決も楽しみです。