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 イスラエルとヒズボラの紛争は両者一歩も譲らず、泥沼化の様相です。先の北朝鮮のミサイル問題では中国が拒否権をちらつかせ、今回の国連施設が爆撃されたことに対するイスラエルへの非難決議では、アメリカが拒否権を発動し決議は見送りとなりました。
 国益のあからさまな対立で、国連はある時は隠れ蓑となり、ある時は後押し機関となる、もはや各国が平和を願っているのだとのスタンスを示す機関に過ぎない感じさえします。
 今回の問題ではアメリカの国益はおろか、議員一人一人の益をも反映しているようです。ユダヤマネーはアメリカ経済に深く食い込み、多くの議員はそれらの組織からの献金が見込めなくなると当選もおぼつかなくなるのですから、あからさまにイスラエルを避難する議員が少ないのはやむを得ません。
 そんな状況でも日本は国連安保理の常任理事国入りを目指しています。常任理事国入りがそんなに価値のあることなのでしょうか、うまく乗せられて分担金ばかりが増えてしまった轍をまたしても踏むつもりでしょうか。私には?です。

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