先日の「無精派」の補足です。
スクリーンキーボードに私はakinoboardを使用していますが、HomeやEnd、PgUpやPgDnといったキーも使用したいのであれば、Windows7に付属しているスクリーンキーボードを使うのが良いでしょう。オプションからの指定でテンキーまで使えて、フルキーボードです。ただとにかくでかい。大画面モニターを使っている方向きです。
プログラムファイルは、C:\Windows\System32 フォルダーにある osk.exe ですが、いちいちたどって起動するのは面倒ですから、例の「ファイル名を指定して実行」が便利です。例によってWin キーと r キーを押して起動し、osk (Open ScreenKeyboardと覚えれば良いでしょう)と入れて OK 。
この「ファイル名を指定して実行」は、案外便利です。他にどんなことができるかは、こちらのサイト(※1)が参考になります。準備されている機能は豊富ですが、自分で起動プログラムの指定も可能です。起動したいプログラムのショートカットを作り、覚えやすい名前を付けて、C:\Windows フォルダーに入れます。ただそれだけ。起動したいときには、「ファイル名を指定して実行」を出し、先ほど付けた名前を入れて OK で起動です。
同時に複数のプログラムを起動するには、一つファイルを作ります。例えばエディターで次のように、
@echo off
start C:\・・・・\A.exe
start C:\・・・・\B.exe
と記載し、例えば busho.bat とファイル名を付けて C:\Windows フォルダーに入れます。起動は先ほどと同様です。busho で A.exe と B.exe が実行されます。
AutoHotkeyをお使うまでもない方も、使ってみて損はありません。
(※1) http://seesaawiki.jp/w/mide_home/d/「ファイル名を指定して実行」のコマンド一覧表