インクジェットプリンターのインクって、どうしてあんなに高いのでしょう。
以前から、プリンターメーカーはプリンター本体をダンピング販売し、インク代で稼ぐと批判をされてきました。その隙間をぬって現れた詰め替えインクメーカーとの訴訟騒ぎもありました。安価な詰め替えインクを排除するため、プリンターメーカーは、インクカートリッジに電子回路を付けるメーカー目線のコストアップ。
インクのぼた落ちを避けるためでしょうが、インクは一旦カートリッジ内のスポンジに吸われて使用される構造です。今やこの電子回路は、カートリッジのタンクが空になるとアラームを出し、プリントできなくしてしまいます。それでなくとも「21年物の響」より高いインクなのに、スポンジ内のインクすら無駄にしてしまいます。
これでは堪らないと、今の物はA3専用機として、A4以下の用紙用に、経験上ランニングコストの安い他メーカーのインクジェットプリンターを購入しました。型落ち品だとスキャナー、コピー機能が付いて数千円です。インクの持ちも良く価格も安いので、数ヶ月で元が取れる計算です。
某プリンターメーカーさん、メーカーとしての物作りの根本思想、ずれているのではないですか?