専門雑誌

 昨年末、永らく購入していたパソコン雑誌を止めました。先日その会社から電話です。「永らくお続けいただきましたお客様へ、編集内容ががらりと変わりましたので、再購入のお薦めです。」「今なら実績のあるお客様だけへのいろんな得点があります。」
 この手の雑誌は、専門性を保ちながらも広く読者を集めるため汎用性を持った記事にならざるを得ません。止めた理由は、毎回新商品紹介のところを流し読みする程度で、ほとんどじっくり読む記事がなくなったからです。
 そろそろ時代に合った変革が必要ではないでしょうか。例えば英会話学習のように、毎月定額のマンツーマン方式はいかがでしょう。メールで「○○についてお教えください。」と送ると、蓄積したデータベースから記事を抜粋して、添付ファイルとして返信されてくる。データベースにない新しい要件であれば、調査してデータベースに追加する。質問項目は共通のものが多いでしょうから、現状のデータベースでほとんどがカバーできることでしょう。記者の仕事は、辞書編纂のように時代に合った項目の追加です。
 印刷や配送のコストはなくなりますが、問題は受け答えの人員です。どれくらいの人数が必要なのか分かりませんが、これもシステム作りで解消できるでしょう。無責任な素人考えですが・・・。

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