お盆休みも終わりましたが、まとまった休みにはビデオです。今回はアメリカテレビドラマシリーズの「CLOSER」。はまってしまい、既にⅡが出ていますが、Ⅰの全6巻13話を一気に見てしまいました。
中日 岩瀬、阪神 藤川といえばプロ野球のクローザーですが、このクローザーは犯人の自白を引き出して閉める警察・特捜班の女性チーフが主人公です。日本の「相棒」シリーズも好きで、一ファンですが、現実味の点では一歩このシリーズに譲りそうです。
コマーシャルを除いて45分程で一殺人事件を解決ですから、トントン拍子に行き過ぎるきらいは拭えませんが、脚本の良さがその違和感を拭い去り、展開の良さが時間を短く感じさせます。時々杉下右京が事件解決の後、高飛車に犯人を叱り諭しますが(私はこの部分の設定が好きではありません)、むしろ自白を引き出し事件解決をしたことが結果的に良かったのか悩む場面もあり、人間ドラマとしての共感も持てます。
シリーズものは第一話を見るか否かで決まってしまいます。「24」や「プリズンブレイク」は障害を乗り越えた後にまた障害で見るものを引きつけ、その内「もういいや」になってしまいますが、このドラマにははまります。はまりたくない人は絶対第一話を見ないでください。