バタバタしているため、ニュースには疎くなっていますが、世の中は参議院選挙へと否応なく動かされているようです。相次ぐ与党大臣の不手際と年金という最大関心事のごたごたで野党第一党の民主党は、最大のチャンスとばかり過半数獲得に向け動いています。過半数が取れなければ代表を辞任する、はたまた議員をも辞職するかのような背水の陣。一方与党はそれを選挙向けのパフォーマンスだと言わざるを得ないなど、不利を自ら認めています。
与党議員にしろ、野党議員にしろインタビューを聞いていていつも思うのは、人前ではほとんどしゃべれない私が言うのも何ですが、スピーチ力がいかに議員としての素質に重要であるか、です。大統領候補のオバマ氏が急上昇しているのも、彼のスピーチに民衆が引きつけられるからとも聞きます。もちろん内容があっての事はいうまでもありません。小沢党首の背水の弁も、もっとインパクトを強くできたのではないかという気がします。日本でも今後スピーチスタッフの活躍の場があるのではないでしょうか。