故障率

 デスクトップPCとノートPC、どちらが壊れやすいとお感じでしょうか。私の思いははずれでした。Microsoftの調査では、ノートPCの方が故障率が小さいのですね。
 デスクトップの方が、筐体に余裕がありその分設計の自由度が高く、クーリングファンも大きいのが付けられますので温度上昇も抑えられ、当然のことのようにデスクトップの方が長持ちすると思っていました。どうもノートPCの方が、持ち歩くことを前提に衝撃等に強く設計されているのがその要因のようです。
 でもこれは調査対象100万台の結果であって、普通一人が使うのは数台でしょうから、結局のところ当たりはずれと言えなくもありません。当店のデスクトップは4代目ですが、内3台は十分すぎる耐用を示してくれています。残り1台は1年も経たないうちにトラブルで、すぐにメーカーサービスを受ける結果でした。
 以前はこのメーカーサポートの良し悪しが、パソコンメーカーの選定基準でも有り、よくランキングが出ていたものですが、最近は見なくなりました。それくらい故障率が減ったということでしょう。
 パソコンが壊れにくくなっているのはありがたいのですが、その一方でプリンターがよく壊れるのは困り者です。毎年プリンターを買い換えている感覚です。ローコストで仕上げたいのは分りますが、もう少し耐用に目を向けていただきたいと思います。一度PC同様、故障率を調査してみてはいかがでしょうか。

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