切手

 昨日のasahi.comの記事、「切手の貼り過ぎ装う差額請求が多発」の記事には驚きました。いろんな手口があるものですね。
 封筒などに正規の金額以上に余分な切手を貼ると、その分が現金で返金される仕組みを逆手に取ったようですが、それにしても、表裏にびっしりと切手が貼られた封筒を持ち込まれて、それでひょいひょいと返金したり、昨年10月、一通あたりに平均約11万7千円を返金しているのは、JPとしてもいくら規則とはいえ間が抜けた話です。恐らく返金した人の身元も記録をしていないのでしょうね。
 私は、こんな仕組みになっていること自体知りませんでした。金券ショップで安く仕入れれば差額が手に入るというものです。知識がなく知恵者でないと詐欺まがいなことはできません。
 丁度金額にあう切手がないときには、先方に迷惑は掛けられませんので、分かっていながら余分な金額分の切手を貼って投函する場合があります。 この仕組みを知っていれば、郵便局に行って差額を払い戻してもらえるのですね。でも待てよ。そのためには投函前に出向くのですから、そこで必要分の切手を買えばいいことです。は、は、実に間が抜けています。私にはこのような悪だくみはとても思いつきそうにありません。

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