今の世の中、IDとパスワードがなければちょっとしたこともできなくなってきています。特にネットでは、ECサイトでの会員登録は何らかのメリットがありますが、はたして会員登録が必要なのかと思うサイトも多くあり、ネット上のサービスを受けるのはもちろんのこと記事を読むにも会員登録を求められ、IDとパスワードを数多く持たねばなりません。
記憶できるのは2・3個で、多くは使いまわしたり、管理ソフトに任せたり、書き留めたりで、厳密にはパスワードの意味を果たしていません。私もご他聞に漏れず、IDに使うメールアドレスは二つだけですし、パスワードも使い回しです。基本のパスワードを決め、それにそのサイトに関連する語句を加えたりしていますが、それも思い出せなくなってしまうことが度々です。
住所や氏名などは、これ以前に漏れていないはずはなく、ID、パスワードが漏れたとしても実害がないのであまり気にしてはいませんが、お金が絡むことや漏らしてはならないファイルに関してはやはり気になります。
二三のサイトに登録すれば、それに使ったメールアドレスにはスパムが入り始めますし、有名どころがID、パスワード漏れを引き起こしたりしていますので、結局のところ受け元の管理が問題で、個人に厳しくするのも筋違いな気もします。お金に絡む事柄は特に個人には影響が大きく気になります。銀行カードの暗証番号や、クレジットカードの暗証番号が未だに4桁というのもお粗末です。生体認証に移る過渡期で、改善の必要はないとのことでしょうか。