テレビがつまらない

 家族に大不評の今回のNHK大河ドラマ、私は永年大河ドラマを欠かしていない習性から、一人だけ視続けていましたが、ついに視るのを止めました。
 バックボーンは幾多のドラマで語られてきた大きな歴史の流れ、それに絡める人間模様も、こうも脚本によってつまらなくなるものなのでしょうか。ネットでは制作費一本あたり6000万円と取りざたされています。相場を知りませんが、「6000万円あったなら・・」と思うのが庶民の心情です。
 「最近のテレビはつまらなくなった」は私の周りの大勢の意見です。録画ビデオだけを流せば済む内容を、タレントと称する人達が顔をそろえ、コメントや笑いを取ろうと時間をつなぐ。コマーシャルを呼び込むため視聴率を稼ごうと、一つ当たれば皆がそれに習えの有様。それに韓流の多さ。韓国資本が絡む民放ならばいざ知らず、NHKまでも。
 外国の放送を紹介するのもNHKの勤めには違いありません。「宮廷女官チャングムの誓い」で韓流ブームの火付けの一翼を担った自負があるのかもしれませんが、韓流、韓流の状況ならばこそ、NHKはその他の外国に目を向けるべきでしょう。
 デジタル化にあわせ録画機も買い換えましたが、ろくに録画する番組もありません。このところテレビも視なくなりました。
 世の中節電、節電。この際、ニュースや評論で節電を呼びかけているよりも、「テレビ放送を15%カットします。」と節電協力をしてはいかがでしょう。

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