ネット上は iPone 3G の話題で賑わっています。やれ何時間待っただの、それでも手に入らなかっただの、発売三日で100万台売上げただの。音楽すら聴かなくなった私、出歩く機会も少なく携帯電話はほとんど受信専用、メールも打たないとなれば、二年で20万円は高値の花。インターネットの超小型端末としては興味がありますが、せいぜいフォトレポート:分解、アップル「iPhone 3G」(※1)を見ているくらいです。
いつも驚くのですが、話題の商品が発売されるととたんにこういった分解を紹介するサイトが登場します。子供の頃、ドライバー片手にいろいろ壊しまくったのを思い出しますが、いまではもう怖くてできません。はたして分解した後元通りに復元ができているのでしょうか。設計者ですら時々分解手順を間違える最近の精密品をいとも易々と分解するものです。サイトによっては分解した上、部品メーカー名やコストまで算出し他人の懐勘定までしてくれます。
私に限らず、子供の頃には中を見てみたくて誰もが分解して親に叱られた経験をお持ちでしょう。私の場合、今はさすがに実働機を分解する勇気はありませんが、物を壊す質は直らないようで、今もすでに過去の商品となったビデオテープレコーダーの回転ヘッド部が文鎮として机の上に鎮座しています。
(※1) http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20377188,00.htm