先日の得意先の集まりで、スポーツ科学の先生の講演を拝聴しました。その中で印象を受けたこと、それは現代病の一つ、ストレスの軽減法です。
ストレスの発散は、スポーツ、買い物、ゲーム等々人それぞれ。先生は全員にテニスボール2個づつを渡し、「テーブルの上に倒れないよう積み重ねてください。」 しばしの間、全員がチャレンジします。「できた。」の声もあれば、「こんなのできるの?」の声も。そこでやおら先生、「結果がどうであれ、その集中がストレスを発散させてくれるのです。」 更に先生、「ストレス発散の練習です。何も使わずに精神を集中させてみてください。」
人それぞれの反応ですが、「そうです。何も考えずに一点を注視するのです。」
「何も考えず」が難しいところですが、実は最近これを実践しています。ストレスの解消ではなく、不眠対策です。寝付きはすこぶる良いのですが、夜中に目が覚めるとその後寝付けない日が続いていたのです。気になることがいろいろ頭を駆けめぐるのですが、それをなるべく振り払って目をつぶったままで一点を見つめるようにします。以前に比べ良くなった気がします。