ぶりっじばんざい

 答え(4月26日分)
 

  7 3  
A 9 6 2
K J T 7 4
K 3
6 5 N A 2
J T 8 7 3
W E  
K Q 5
Q 5 9 8 6 3
J 9 8 2 S A Q 6 5
  K Q J T 9 8 4  
4
A 2
T 7 4
 

 パートナーのリードからパートナーには4枚のクラブ、したがってSには3枚のクラブがあります。クラブJがSの手にあれば、ダミーからはKを引きませんので、クラブJはパートナーの手にあると思われます。いきなりの4Sのビッドですから、Sにはスペードが7-8枚、ということはSのハートとダイヤは合わせて2-3枚、ダイヤのAがパートナーの手にあれば、問題なくコントラクトを落とせます。ダイヤAがSの手にあり、切り札が8枚であればやはりダメですが、7枚と想定してのプレイをするしかありません。
 もしSが2枚のハートを持っていれば、ハートKのリードで成功しますが、もしハートが1枚だと、Sはすぐにクラブを負けにきてチャンスを逃してしまいます。Sのハートが1枚であればパートナーのダイヤは2枚。パートナーのクラブJを生かすために、ダミーの切り札をなくす目的で、スペード2をリードします。このハンドではこの後Sがどうプレイしようとも、クラブのルーザーを処理できません。スペード2ではなくAを先にリードすると目的が達成できません。確かめてください。