足温器

 昨日、ここ奈良では木枯らしが吹き12月の気温、ところがテレビで東京国際女子マラソンを見ると、20℃を上回る気温、「この暑さが選手にどう影響するかですね」と解説しています。南北に長い日本列島、全てが同じ傾向とは限りません。
 というわけで、ズボン式の足温器を買っていただきました。事務所では足下が冷えて困るのです。普通の足温器や電機ヒーターを使っていましたが、それに比べ今度の足温器の良さは何といってもその低電力消費、何と20Wでこれまでの2・300Wに対抗できるのです。ひいてはCO2削減にもつながり、地球温暖化防止にも貢献です。
 大上段に振りかぶってはみたのですが、まずいところもあります。どうも女性がターゲットの製品のようで、○年太りでは腰までチャックが閉まらない、それにすぐに対応ができない。もぞもぞもぞもぞしてやっと立ち上がる始末。
 家族からも 「娘が帰郷したらすぐに持ってかれるわ」とちゃかされていますが、低電力で同等以上の機能、広まればそれはそれで良いじゃないですか。電気機器メーカーもあれもこれもと性能を詰め込むのではなく、もっと低電力に注力すべきです。不便なところはありますが、反骨の意味を込め使うとしましょう。

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ぶりっじばんざい

 答え(11月10日分)
 

  Q J  
J 4
8 7 6 4
9 8 6 3 2
8 7 4 3 N 9 6 5 2
8 6 2
W E  
A K 5
A J T 3 Q 5
T 4 S A J 7 5
  A K T  
Q T 9 7 3
K 9 2
K Q
 

 切り札ハートのA、Kを追い出せば、スペードで3枚、切り札で3枚そして今取ったクラブの一枚でコントラクトは成立、と安易に考えがちですが、もしその方針でハートをダミーのJに向かってリードすると、Eはこれを取り、クラブを返してきます。Sはハイカードでラフせざるを得ず、切り札ハートで3トリック取れなくなり、あえなく1ダウンとなります。
 Wがクラブではなく4枚目のダイヤをプレイしてくれればどうだったでしょう。Eがハイカードでラフしてくれれば今度は切り札で間違いなく3トリック取れますし、EがラフしなければSは手でラフしてこのトリックを含め切り札で3トリック取ることができます。したがってこの方針でプレイすればコントラクトはメイクできます。
 実際のプレイは、クラブをKで取った後、スペードA、K、10をプレイ、最後の10をダミーでラフし、ダイヤをリードします。これで先ほどの状況が再現でき、コントラクトは無事メイクです。

健忘症

 もう隠し通せないと観念したか、防衛省前事務次官の口から二人の防衛庁(省)長官経験者の名前が出た。その二人の記者インタビューへの返事はいずれも「記憶にない」だ。事務次官にしたって、利益供与に関する事柄については「記憶にない」である。これを聞いた国民の何%が彼等を白と思うか? 0%と確信する。記憶から拭いたい事柄とは思うが、この「記憶にない」事柄は今後一生彼等の記憶からは消えぬ。福田総理に至っては、「そのような会合に政治家が出席することはよくある事だ」とまるで開き直りだ。ならば「宴席には出たが何もやましいことはない」と言えばいい。逆に後ろめたい気持ちが見え隠れする。政治家にとって、利益が絡む立場の宴席がよくあるというのも、国民にとっては腹立たしいことだ。
 一連の流れの中で当事者の人としての心情が計れるのは救いだが、彼等が信念を持って国家の方向を決める仕事を選んだとは微塵も感じられない。白黒は別としても、たかが3年程前の事案に登るほどの事柄を忘れてしまう健忘症の人に国を託して良いとは誰も思うまい。ましてや大臣なぞとは以ての外だ。

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ショートカットキー

 ショートカットキーは、私のパソコン操作のずぼら気を満足させてくれます。そんな折、遅ればせながらフリーソフト Autohotkey(※1) を知りました。早速AutoHotkeyを流行らせるページ(※2)を見ながらインストールしてみます。キーボードから高度な操作も可能のようですが、まずは初心者、ショートカットキー機能に挑戦。
 デスクトップに散らばったショートカットのGUI、テキストエディターを開いてAutohotkey記述に従い例えば、#i::Run, ○○.exe (windowキーとiを押せば○○.exeが起動)などと記し、.ahk ファイルとして保存します。レジストリを触るのは自信が無いので、C:¥Documents and Settings¥ユーザーネーム¥スタートメニュー¥プログラム¥スタートアップ に保存した.ahkファイルのショートカットを入れ、パソコン起動時にプログラムが起動されるようにします。
 元々Windowsにはデスクトップのショートカットにショートカットキーを割り当て、非表示にもすることができますが、常にCtrl(コントロール)+Alt(オールタネイト)とアルファベットキーの組み合わせで制約があるのに比べ、このソフトでは適用キーが多く(例えば右のCtrlと左のCtrlを別キーとして扱うなど)、広範囲の設定ができます。
 結果、今パソコンのデスクトップ上にはショートカットのGUIは一切無く、目に良いとされる3Dの壁紙と、カレンダー・一週間の予定表があるだけのすっきりしたものになりました。
 パソコンの動作速度も以前と比べそんなに遅くなっていないように感じますので、しばらく使ってみて高度なものにも挑戦しようかなと思っています。宣伝をするわけではありませんが、皆さんも一度お試しになってはいかがでしょうか。

(※1) http://www.autohotkey.com/
(※2) http://lukewarm.s101.xrea.com/index.html

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まうす、かいました。

 以前から使っていたbluetoothマウスを机から落として壊してしまい、
それ以来、やむなく代わりのマウスを使っていました。
新しいマウスを買おうにもbluetoothマウスがどこにも売ってないのです。
USB受信機の付属した無線マウスにすればすぐに手に入ったのですが、
せっかくlibrettoにはbluetoothがついているのですから、
bluetoothマウスを使えばUSB受信機でポートをふさがずにすみます。
librettoで使うためのマウスですから、サイズも大事な要素です。
bluetooth自体が日本ではあまり普及していませんので探すのは困難でしたが、
大阪のモバイル専門店で見つけることができました。
今度は落とさないように気をつけないといけませんね。

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今朝の三輪山

 今朝は曇り空。昨日の冷え込みに比べ、暖かい朝です。
 
 

今朝の三輪山

 今朝はもう一つご紹介します。古事記に「たたなづく青垣」と記される大和盆地を取り囲む山の一部です。三輪山を含む北東から南東まで。左右下の道が実は一直線ですので、そのつもりで思い描いてください。

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マカオ旅行記 最終回

 旅も最終です。ジョンさん手配のバスで空港へ。途中広いコンテナヤードを目にします。山陰に隠れたかと思うとまたすぐまたクレーン群とうずたかく積まれたコンテナ。(Google Earth で 20 20 00.2n 114 07 44.4e)「旅行記その7」で触れたマカオと香港の違いがこれです。香港の経済は今や金融が中心ですが、その経済を育み下支えしてきているのがこの港です。同じ河口に面しながら河川からの土砂堆積のマカオと比べ、香港では浚渫をしなくとも水深が20数メートルあるそうで、古くから港として栄えてきています。
 香港といえば飛行機会社はキャセイパシフィック、ジョンさんによるとここでは全てキャセイが優先なのだそうです。カウンターも一番近くにあり、離発着も混雑すればキャセイが優先されるとのこと。便数が多い性でしょうか、チェックインカウンターが多いにもかかわらず長蛇の列に耐え、機内の人に。観たかった映画 オーシャンズ 13 を観ながら帰国です。
 
Google Earth で見られるよう緯度経度をメモって置きます。検索窓にコピペしてみてください。
 マカオタワー 22 10 47.70n 113 32 13.80e
 ホテル THE VENETIAN MACAU 22 08 53.32n 113 33 36.98e(?)
 媽閣廟 22 11 10.44n 113 31 51.87e
 モンテの砦 22 11 50.73n 113 32 32.17e
 セントポール大聖堂 22 11 50.68n 113 32 26.64e
 セナド広場 22 11 36.91n 113 32 22.83e
 セント・ドミンゴ教会 22 11 40.57n 113 32 24.79e
 陸軍倶楽部 22 11 29.30n 113 32 38.66e
 香港空港 22 18 27.40n 113 55 15.07e
 ビクトリア・ピーク 22 16 31.76n 114 08 37.60e
 Peak Tower 22 16 17.49n 114 08 59.54e
 Peak Tram 22 16 19.38n 114 09 17.52e
 ホテル INTERCONTINENTAL 22 17 36.55n 114 10 26.43e
 ホテル THE PENINSULA 22 17 42.99n 114 10 18.39e
 女人街 22 19 05.92n 114 10 14.75e
 雀鳥花園 22 19 32.47n 114 10 25.30e

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ぶりっじばんざい

 問題です。
 

  Q J
J 4
8 7 6 4
9 8 6 3 2
N
W   E
S
A K T
Q T 9 7 3
K 9 2
K Q

 コントラクトはSの1ハートです。ゲームの可能性がないためビッドを1のレベルに抑えた場合などは別にして、1のレベルのコントラクトは、ディフェンス側との点が拮抗しているため、意外にプレイが難しいものです。
 Wはクラブ10をオープニングリード、EはAで取りダイヤQをリターンしてダイヤで3トリック取ります。Eは三枚目のダイヤでスペードを捨てます。それを見ても最強のディフェンス側のWはダイヤを続けず、クラブでSに手を入れます。さてこの後Sはどうプレイしてコントラクトをメイクすれば良いでしょうか?

マカオ旅行記 その9

 夕食後、香港初めての私のために夜景を観にビクトリア・ピークへと三名がつき合ってくれます。午後8時から30分間、半島側と島側とでイルミネーションに依る光の競演をやっているそうですが、それには間に合わず、港から船で香港島に渡りタクシーを乗り継いでケーブルカー、PEAK TRAM の駅へとやって来ます。
 普段乗らない乗り物に乗るのは幾つになってもちょっと浮かれた気分です。料金は往復で33HK$(山頂のピーク・タワーに登るのを含めると48HK$)、ここでも65才以上の料金があって往復15HK$。通関の時もそうでしたが、世の中障害者や高齢者に配慮する方向に動いていることは間違いありません。
 9時というのに乗客はいっぱいで、一台乗り過ごさねばなりませんでした。頂上駅から山の頂上まではまだ徒歩で30分程あるらしいですが、途中の展望台から「香港に来たならば是非見なければ」の夜景を観ます。昼の時もそうでしたが、気象によるものか大気汚染によるものか判りませんが、全体にもやがかかったようでいわゆる100万$とまではいきません。海が絡んだ夜景はいずこも綺麗ですが、ここはそれに加え高層ビル群が連なっているところが魅力でしょう。
 
 明けて四日目、帰国日です。フライトは16:20発、チェックアウトを済ませホテルに荷物を預けてから、免税店などを散策です。ここでは車優先、ジョンさんからも「人が歩いていても車は突っ込んできますから」と脅かされていましたが、横断歩道自体が少ない。代わりに道路を渡る地下道があって安全で交通渋滞の緩和には役立っているのですが、階段の上り下りは高齢者にはきついことでしょう。
 宿泊したホテルの通りを挟んだ斜め前には、香港での憧れのホテル、THE PENINSULA があり、泊まれなくてもロビーでお茶を飲むのが一つのポイント、さすがに重厚な造りで歴史を感じさせる雰囲気の中、生のクラシック演奏を耳に紅茶を飲みます。昼も過ぎると列を作っているのですが、幸い空いていて案内された入り口の席を断り窓際へ。連れが言うには、「海外旅行をするとアジア系、特に日本人にはしばしば悪い席に案内される。もっと希望を主張しなきゃダメだ。」 そういえばマカオのホテルの朝食で最初に案内されたのは食器を準備するテーブルの横、ここ香港の朝食ではバイキングテーブルのすぐ前。言葉で引け目のある日本人、あまり自己主張をしない日本人、そういうところを見透かされているのかも知れません。

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マカオ旅行記 その8

 香港初めての人(私のこと)も居るとして、ホテルのチェックインまでの時間、香港を案内してくれます。映画「慕情」のロケ地、レパルス・ベイ・ビーチ。広くて綺麗なビーチです。近くに建つ風水で建物に穴を開けたマンション(ガイドブックにも取り上げられ風水以上の効果を上げています)や、遠くの丘の上のジャッキー・チェンのかつての家とかを紹介してくれます。昼間の景色も、というのでビクトリヤ・ピークの中腹の展望台へとやって来ました。眼下というより眼前に、Bank of China Tower、Two IFC、Central Plaza、Sun Hung Kai Centre 等の高層ビル群が広がります。この辺りや更に上には高級住宅地があると見えて、道路を行き交う車は高級車ばかりです。
 九龍に戻り、香港らしい所として、雀鳥花園(Bird Garden)、女人街を歩いて散策です。目白やインコ、その他知らない小鳥、それに見事な鳥かご、中でも餌としての生きたコオロギやバッタが目を引きます。これだけの店が一堂に会しているのですから、その需要はあるのでしょう。限られた土地に700万の人口、小鳥を飼うのは安らぎの一つかもしれません。通りの両側を主に女性用の下着や衣類を商う露天で埋まる女人街、「Mサイズが要るときは、LLサイズを買いましょう。一度洗えばLサイズに、二度洗えばMサイズになります。そして三度洗えばボロボロ」とジョンさんの軽口です。「ここでは必ず値切りなさい」 そう、店の人が示す最初の値段はかなりの吹っかけです。
 宿泊ホテルは、INTERCONTINENTAL 。以前は日本語が通じなかったそうですが、今は日本語を話す受付もいてチェックインは極々スムース。部屋はハーバーサイドで、部屋にはいると壁一面が窓。その窓に海が広がり、対岸のCENTRAL、 WANCHAI、 CAUSEWAY BAY 地区の景観と行き交う大小の船とで刻々変わる景色を一幅の額にしたためたようです。
 私以外は香港には仕事、プライベートで何度となく来ている面々ですが、ほとんどが返還前で、九龍地区にくると「随分変わったなぁ、この辺は変わってないなぁ」など、昔の記憶と重ね合わせているようです。当時の観光客は日本人が大半で、買い物に走り回っていたのですが、返還後はめっきり減り、必ず居た日本語堪能の店員も減り、日本語が通じない店もあるとのこと。価格が上昇し今はほとんどのブランド品が日本で買う方が安いそうで、目ざとい日本人が来るべくもありません。
 でも食事は別。昼食の飲茶、そして夕食のここならではの上海ガニ。卓に出た本場の蒸しものはあっという間になくなります。カニはまだちょっと早く卵の乗りが今ひとつでしたが、皆しばらくの間は無言でありました。

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