10月8日。F1日本GPをそれは、それは楽しみにしていました。
パソコンで公式HPでラップタイミングモニターを表示させ、2chブラウザでF1実況板を見ながら、準備万端で胸躍らせていたのです。私は地上波組ですから、こんなことができるのも昼間に生中継してくれる日本GPぐらいなものです。
序盤、シューマッハが順当にトップに立ちますが、アロンソはトヨタの2台をかわして3位。
さらにピットアウト後に後続に埋もれてマッサ脱落。これで直接対決となります。
ここからはモニターを見ながら、コンマ何秒かの戦いを楽しんでいました。
逃げるシューマッハと追うアロンソのタイム差は約5秒。
両者のペースが互角ですので、このタイム差が動きません。
このままシューマッハが逃げ切ると誰もが予想していたとき、悪夢は起こりました。
シューマッハ、まさかのエンジンブロー。
最後の最後でこれですかい!?
アロンソが勝ちましたのでこれでチャンピオン争いは事実上決着しました。
アロンソも今シーズン、1回マシンを壊していますので五分五分といってしまえばそれまでですが、チャンピオン争いを左右するのは結局、運なのかもしれません。
シューマッハは今シーズン限りで引退しますが、速さは今なおトップクラスです。
37歳という年齢を考えると驚異にさえ値しますが、衰えで引退するわけではないのです。
彼の高額なサラリーをタバコマネーがなくなるフェラーリでは払えなくなったためです。
それだけに、最後にチャンピオンになって欲しかったと思いますが、残念でなりません。