カラス、賢さがあざになるかも

 出勤前の我が家の朝食時は、NHKのテレビ放送が流れています。昨日はそこでカラスの話題が取り上げられていました。
 永年カラスの鳴き声を研究されている先生がおられて、「危険だ」、「安全だ」、「食べ物がある」など40語程が解明されたといいます。害をもたらすカラスを追い払うのには、もっぱら大きな破裂音が使われていますが、賢いカラスはすぐに学習し動じなくなるそうで、カラス語はこれらの対策にも使えるのでは、との研究です。実際集まってきたカラスに「危険だ」と話しかけると、一斉に飛び出して行きました。
 カラスといえば、先日Gigazineで取り上げられていたCrowbar(※1)が、ユニークで面白いです。
 カラスにその賢さを利用して街角のポイ捨てたばこを集めさせ、街を綺麗にしようとの発想の装置です。素人では思いつかないカラス研究者ならではのアイデアです。
 新たな事には大抵反対意見が付きます。元々ポイ捨てをする愛煙家への皮肉が込められていますが、カラスへの健康被害、人でなくカラスにさせる倫理的問題などです。
 カラス語についても、すぐに学習して暗号化対策をするだろう、と批判する人が現れるかも知れません。

(※1) http://gigazine.net/news/20171017-crowded-cities/

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