マイナンバーカード システム障害

 先週市役所に出向いた折に、マイナーバーカードについて問い合わせてみました。昨年マイナンバーの通知が届き、同封の書類でマイナンバーカードの申請をしたにもかかわらず3ヶ月経過しても何の連絡もないので、なにか手違いがあったのかと危惧してのことです。返事は、「市役所には届いていますが、順番に通知をさせていただいていますので、しばらくお待ちください」とのことでした。
 ところがニュースでは、「システム障害」の文字が躍ります。市役所も正直に言えばよいのにとの思いです。ニュースを読むと、大きなお金が絡むシステムですから、数社に区分して分割発注をしているとのこと。一社に絞るとなにかと批判されることを避けてのことでしょう。
 しかしシステムを分割すると、取りまとめるための仕様を極めて緻密にしておかねばなりません。万一障害が出た場合に、何処に問題があって、何処に責任があるのか、発注仕様書に漏れがあるとどの社へも責任を認定できず、修正に新たな出費が伴います。今回のマイナンバー制度で新たに誕生した天下り組織(?)にその取りまとめができる能力があったのか、すこし疑問に思います。
 それすらも丸投げしていたとすると、例によって誰も責任取らない結末となるのでしょう。1月には障害報告があがってきていたそうですので、この2ヶ月でクリヤできないのには、公にはできない不手際の臭いがします。スクープ記者さんの出番ですね。

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