キーボード派へのお誘い その5

 AutoHotKeyを利用して、キーボードだけで操作をする簡便さを体験されましたでしょうか。
 その有用性から、AutoHotKeyに関する解説サイトはいろいろあり、いろんなスクリプトも紹介されています。私はそれらのサイトの拾い読みから、私に当てはまる部分を取り入れているに過ぎません。今日はその一端を紹介します。
 Windows7までは主メモリーの容量に制限があり、メモリーを食うPhotoshopなどを使うと、メモリー不足のアラームが出たりします。AutoHotKeyのahkファイルはわずかな容量ですが、不必要な部分はその都度停止しておくに越したことはありません。そこで一つのahkファイルにするのではなく、メール用、ブラウザ用などと作り分けて、起動する際はソフトとそれ用のahkファイルを立ち上げ、終了のときには、双方を終了するようにしています。
 ソフトの終了は、Send,!{F4} でできますが、ahkファイルは隠れていてそのままでは終了できません。そこで起動終了をするahkファイルには、例えば ^!q::ExitApp の一行を加え、常に起動しているメインのahkファイルに下記を記します。
 $q::       ;q ダブルで終了
  if(A_PriorHotkey == A_ThisHotkey and A_TimeSincePriorHotkey < 500){
   Send,!{F4}
   Send,^!q
     }
  else{
   Send, q
     }
 return
 ここでは何も「q」キーの二度押しにする必要はなく、こんなキー設定もできますよとだけを示しています。
 いろんなサイトを見て、有用ならばどんどん取り入れてください。

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