タッチパネルが趨勢になりつつある時に訊くのもなんですが、あなたはマウス派でしょうか、それともキーボード派でしょうか。キーボード派推進の会(自称)の私としては、作業効率の良いキーボード派になるべくなっていただきたいと思っています。
キーボード派に必須のソフトは、AutoHotkey(※1)ですが、「ソフトを入れてまでやることないよ」とおっしゃる方も、Windowsに準備されているショートカットキーは、良くお使いで便利だとお思いことでしょう。プログラムの起動に関しては、マウス派はデスクトップにショートカットを並べそれを(またはスタートメニューからすべてのプログラムを巡って)クリックでしょうが、キーボード操作だけでできる起動も、下準備は必要ですがWindowsには元から備わっています。
例えば Excel.exe を起動したいとします。まず Excel.exe のショートカットキーを作ります(右クリックしてS)。名前を他と区別でき覚えやすい簡単なものに変更します(右クリックしてM)。たとえば ex.lnk としてみましょう。できたショートカットを C:\Windows(または C:\Windows\System32) フォルダーに移動します。下準備はここまで。
起動をするときは、例の「ファイル名を指定して実行」を開き、「ex」と入れて「Enter」、つまり Win+r(Windowキーを押しながらr)→ ex → Enter で Excel の起動です。キーボードから手を離すことなくできる効率の良さ、実感してみてください。
(※1) http://ahk.xrea.jp/