3Dプリンター

 まだ実物を見たこともなければ、もちろん使ったこともない私ですが、3Dプリンターは早10万円を切る商品も現れ、個人でも買える段階になってきました。元となる3Dのデータ作りにはちょっと知識が要りそうですが、写真を何枚か撮れば知識がなくともできるようになるのもすぐそこでしょう。
 サイズの大きい物や、細かい作りはまだ個人では難しいようで、かつての自炊代行のように顧客の要望に合わせ造形物を作る業者も現れました。最近のニュースでは、 客のフィギュア売る(※1)スーパーが出てきたとのこと。その場でお客さんの全身写真を撮り、1週間後にその人のフィギュアができ上がる有料サービスです。
 フィギュアといえば漫画のキャラクターなど、若い人やマニヤに大うけで、大阪日本橋の電器街もそれらのフィギュア店が電気店を駆逐しています。
 3Dプリンターがあれば、これらのフィギュアの模造はいとも簡単に行えそうです。著作権問題が必ずや起こってくることでしょう。著作権を持つ造形物を扱う事業者がどんな対策を考えているのか、法整備をどう考えているのか、3Dプリンターが身近になってくる中でちょっと気がかりな点です。

(※1) http://mainichi.jp/select/news/20131019k0000e030197000c.html

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