エッグドロップ甲子園

 エッグドロップ甲子園(※1)をご存知でしょうか。私は昨日のニュースサイトで初めて知りました。
 当日与えられる紙を使い、許可された道具で一辺60cmの立方体に収まる大きさのプロテクターを作り、10mの高さから落下させても中に入れた生卵を割れないようにする競技です。教科書からは学び得ない生きた学習と言えます。
 この手のものとしては、ロボットコンテストがよくテレビで取り上げられますが、それに比べると費用も殆どかからず手近で、今まで知らなかったくらい世に広がっていないのが不思議です。
 たとえ割れたとしても食品ですから粗末にせず、最初に卵をビニール袋に封入するのも良いですし、成功したチームの得点に、参加チームの推薦投票が加点されるのも良いと思います。許可される道具の中にインターネットで情報を得る端末が入っているのも今風です。
 目標落下点への近さ、材料の軽さ、落下の速さが加点対象ですので、落下傘方式よりも緩衝材方式に分がありそうですが、あなたならどんなアイデアで臨まれるでしょうか。 EDKルールブックPDFタイプ(※2)に昨年の優勝作品が載っていますが、これを上回るには相当のアイデアが要りそうです。製作時間制限もありますので、アイデアばかりに苦慮していてもだめですよ。
 高校生対象の甲子園でなくとも、落下高さを低くするなどして小・中学生にも広まればいいですね。

(※1) http://monodzukurikidsfund.org/eggdropkoshien/
(※2) http://monodzukurikidsfund.org/?wpdmact=process&did=NS5ob3RsaW5r

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